小学校に「スクールバス制」導入 自民勉強会が緊急決議

自民党の有志による「公立小学校へのスクールバスの導入に関する勉強会」(会長・猪口邦子参院議員・元少子化・男女共同参画担当相)はこのほど、公立小学校の登下校で「スクールバス制」を導入することを求める緊急決議をまとめた。徒歩からスクールバスとすることで、登下校時の安全を確保すべきだとしている。

猪口会長は先月の初会合で、「スクールバス制」の対象を全ての公立小学校とし、学校の近くに住む児童や、保護者が送迎をしたい場合などを踏まえ、スクールバスの利用は希望性とすること、導入・運営費用は国が負担し、可能なところから速やかに導入していくといった方向性を打ち出し、制度上の課題などを検討していくとしていた。

こども庁創設の動きなどに合わせて、第3回会合でまとめられた緊急決議では、共働き世帯の増加や地域社会の希薄化、学校統廃合などにより、地域の見守りや家族の献身などの自助・共助だけで児童の通学時の安全を支えるという考えは、限界に達していると指摘。

「スクールバス制」を導入している諸外国の例なども参考に、文科省や警察庁、総務省などの関係省庁が協力し、スクールバスの導入に関する調査研究を進め、早期に実現するよう求めた。