いじめ撲滅プロジェクト 発起人の岩隈選手らが始動

「いじめに苦しむ子供たちを救いたい」と話す岩隈選手、和久田主席研究員、木村トレーナー(左から)
「いじめに苦しむ子供たちを救いたい」と話す岩隈選手、和久田主席研究員、木村トレーナー(左から)

(公社)子どもの発達科学研究所、(一社)IWA JAPAN、㈱B-creative agencyが共同で立ち上げた、いじめ撲滅プロジェクト「BE A HERO」の記者発表会が11月20日、都内で開かれた。発起人のシアトルマリナーズ・岩隈久志選手は「いじめに苦しむ子供たちを、一人でも多く救いたいという思いで、プロジェクトを立ち上げた。アスリートをはじめ、賛同してくれる方の協力を得ながら進めていきたい」と思いを語った。

同プロジェクトでは、いじめをなくす行動を呼び掛ける啓発イベント「PLAY BALL」の開催に加え、同研究所が提案するいじめ予防プログラム「TRIPLE-CHANGE」、部活動からいじめをなくすための包括マネジメントプログラム「TEAM-PLAY」を実施する。

プログラムはいずれも科学的研究で得た、いじめ問題への有効な手法で構成されており、いじめを発生させない学校の在り方や子供たちが持つべきスキルを伝える。

会見には岩隈選手が監修するIWA ACADEMYの木村匡宏トレーナー、同研究所の和久田学主席研究員も登壇。

同アカデミーで子供向けプログラムを指導する木村トレーナーは「日々子供たちと向き合う中で、彼らに何を伝えていくかが非常に重要だと感じた」、和久田主席研究員は「明るく強く格好いいスポーツ選手が、子供たちに『いじめをなくすHEROになろう』とポジティブなアプローチを行うことは、非常に価値がある」と語った。

岩隈選手は「いじめは社会全体で考えなければならない問題。取り組みを一人で行ってもなかなか広がらないが、スポーツを介した今回のプロジェクトを通じて、いじめと向き合う意識が社会全体に広がっていってほしい」と述べた。

今後のイベント開催予定などは、同プロジェクトのホームページで確認できる。