定時制高校の夜間給食「廃止が適当」 千葉県教委

千葉県教委の定時制高校給食検討チームはこのほど、夜間定時制高校の給食の在り方について最終報告をまとめ、「夜間給食を廃止するのが適当」と結論づけた。

夜間給食は、働きながら通う生徒が多かったこと、生徒が通学前後に利用できる店舗が少なかったことなどを背景に実施されてきたが、近年はニーズが変化してきた。

働きながら通う生徒が減る一方で、中途退学や不登校の経験者、日本語の理解が十分でない外国人学生が増加。さらに、コンビニエンスストアやファストフード店が増え、夜間の食事にも不自由しなくなっている。

同県では、夜間給食を希望する生徒の割合は、平成26年から28年度までの3年間、50%を下回っている。

検討チームは27年度に2校、28年度には3校加え、計5校で給食を試行的に廃止するなどして見直しを進めてきた。こうした検証を踏まえ、「夜間給食を廃止するのが適当」と結論づけた。

夜間給食の廃止は経済的に厳しい生徒にとって負担増となるが、同県は29年度から、夕食費を1食200円助成する補助事業を始めている。