長時間勤務改善へ 熊本県教委が見直し依頼を通知

熊本県教委はこのほど、教職員の労働環境向上を依頼する通達を、県立学校や各市町村教委など同県内の関係機関に向け発出した。長時間勤務を改善し、教職員の心身の健康確保と教育の質の向上を図る狙い。

同県教委は学校における働き方改革の取り組みとして、▽全県立学校への勤務時間管理システム(タイムカードなど)導入▽夏季休業中の学校閉庁日設定▽勤務時間外の保護者などからの問い合わせの実態把握▽部活動休養日の徹底と、部活動指導員の配置▽学校現場での事務事業の見直し――を掲げている。

これに則して、県立学校には長時間労働の見直し、教員の部活動における負担軽減などを依頼。特に運動部活動に関しては、高校で1週間の練習日は6日以内、練習時間は平日3時間以内、休日は4時間以内を原則とした。

中学では1週間の練習日を5日以内(土日のいずれかを休みとする)、練習時間は平日2時間、休日は3時間とし、毎月第一日曜は完全休養日に設定している。

また、各市町村教委には県教委が打ち出した取り組み内容の実践とともに、部活動指導員の配置や学校給食費の公会計化、地域との協働の充実などを依頼している。