IoTを活用した見守りシステム 府中市が実証実験開始

府中市は11月から、IoT技術を活用した見守りシステムの実証実験を開始した。小学校3校で実施。児童が持つビーコン(電波受発信器)を搭載した専用端末の位置情報を、家族や保護者がスマートフォンやパソコンで把握できる仕組みで、今後、3校の利用者の声を踏まえ、市内全域へのシステム導入を検討する。

実証実験では、東京電力HD㈱などが協働して提供する見守りシステム「tepcotta」を運用する。

ホイッスル型の専用端末はGPS端末と比べ低コストで電池寿命が長く、頻繁に充電する必要がない点が特長。ビーコンの電波を受信する基地局も、電源コンセントに差すだけで設置できる。

スマートフォンやパソコンに専用アプリをインストールすれば児童の位置情報を確認できるほか、あらかじめ登録した基地局付近を児童が通過したときに、専用アプリやメールで通知を受け取れる。

さらに、専用アプリをインストールしたスマートフォンは基地局としての活用もでき、インストール済みのスマートフォンを持った人と対象の児童がすれ違ったときにも位置情報が記録されるため、地域ぐるみでの見守りが可能という。

サービスは有効性が確認できるまでは無償とし、その後、継続利用の希望者には有償で提供する。