「言語を超えて人と関わる楽しさを」 JEESセミナーで

NPO法人全国初等教育研究会(JEES、堀田龍也理事長)主催の、第9回JEES教育セミナー「小学校外国語活動・外国語科実践講座 新学習指導要領全面実施にむけて子どもも教師も楽しく! ~心が動く授業づくり~」(㈱教育同人社協力)が11月11日、都内で開催された。佐藤美智子鳴門教育大学小学校英語教育センター特任講師が、「新学習指導要領が求めるものと“心が動く授業”づくりへの提案」と題し、講義とワークショップを行った。

新学習指導要領では、中学年は聞くこと、話すこと(やりとり)、話すこと(発表)の3領域、高学年は読むこと、書くことを加えた5領域の、領域別の目標と内容が示されたのを踏まえ、佐藤特任講師は「中学年のうちに、言語を超えて人と関わる楽しさ、言葉を使う楽しさに『慣れ親しむこと』が大切。それは各領域の目標と内容の、『~するようにする』という表現から読み取れる。高学年は、中学年での活動の定着をはかること。それも、『~できるようにする』という表現から読み取れる」と説明。

「新たに加わる『読むこと』『書くこと』では、相手を意識し、目的意識を持たせることが大切で、自分の気持ちを伝える手段が増えた喜びに気付かせてあげることが重要」と述べた。

また評価に関しては、「子供たちをジャッジするものではなく、前向きにさせるもの、英語が分かっているという自信を持たせるものであるかを、考慮すること」と強調。

授業設計に関しては「『バックワードデザイン(指導と評価の一体化)』『心が動く』『必然性(場面設定、相手・目的意識)』『他教科等との関連』『関わり合い・学び合い』の5点を念頭に置くこと」とポイントを語った。