「いじめをなくすヒーローに」 岩隈選手がメッセージ

(公社)子どもの発達科学研究所はこのほど、いじめ撲滅プロジェクト「BE A HERO」に、大リーグ「マリナーズ」の岩隈久志選手が寄せたメッセージをホームページで公開した。同選手は同プロジェクトの発起人でもあり、「全ての人が当事者で、全ての人がすぐに行動すべき」と、いじめのない社会の構築を広く呼び掛けている。

メッセージは、同選手が子供のころにいじめに遭っていた友達の回想から始まる。大人になった友達は「過去のいじめ体験を苦しく思い出しているのではないだろうか(中略)今、いじめに悩み、苦しんでいる子どもたちが、今だけでなく将来も苦しむ可能性があるとしたら、余計に何とかしなければなりません」。

そして、「いじめは些細なことではありません。自分さえ辛くなければ、放っておいて良い問題でもありません。『いじめは子どもの未来に影響を与える』とするならば、全ての人が当事者で、全ての人がすぐに行動すべきです。いじめをなくすヒーローになりましょう。本当のヒーローは、誰にでも優しくて、誰かを傷つけることなく、正しい行動を取る人だと僕は思います。本当の勇気と行動力がある人です。僕は本当のヒーローになります! 三人の子どもをもつ父親として、責任ある社会人として、アスリートの一人として、これを僕の行動宣言にしたいと思います!」と結んでいる。

同プロジェクトは同研究所と(一社)IWA JAPAN、㈱B-creative agencyが協働して展開する。11月から同研究所が提案するいじめ予防プログラム「TRIPLE-CHANGE」のセミナーを浜松・大阪・東京で開催するほか、12月には東京でイベントを実施。また、部活動のいじめ予防に特化したプログラム「TEAM-PLAY」を全国の学校やクラブチームで開催していく。