「多様な性」に理解を 大阪市がLGBT冊子を制作

大阪市はこのほど、市民にLGBTなどの性的少数者に対する理解を深めてもらうためのリーフレット「性の多様性について考えてみましょう」を制作した。

性の多様性に関する解説をはじめ、当事者の思いや差別的発言に接したときの対応などを掲載。同市が取り組む啓発事業をさらに推進するツールとして広く活用していく。

監修は、日高庸晴宝塚大学看護学部教授(教育新聞にて10月まで、「LGBTの児童生徒の学校生活~教員に求められる理解」を連載)。

性の在り方における4つの要素(身体の性、心の性、好きになる性、表現する性)や、LGBTの用語についての解説に加え、「みんなと自分は違うと知って怖くなったし落ち込んだ」といった当事者の思いもつづられている。

「『ホモ』『オカマ』『レズ』という言葉に傷ついている」「自分が思う性別のトイレに入れない」など、性的少数者が困っている具体例も掲載した。

同リーフレットは同市の啓発事業で配布するほか、区役所や地下鉄駅などにも設置する。

同市LGBT支援サイトからダウンロードもできる。