ウォーターサーバーやベビーカー 子供の事故発生状況

離岸流による帰還不能事故 場所別発生状況
離岸流による帰還不能事故 場所別発生状況

消費者庁がこのほど公表した、平成29年度「子供の事故防止に関する関係府省庁連絡会議」の資料によると、28年度までの5年間に起こった10歳未満の子供の重大製品事故は81件で、死亡・重症に至った多くはウォーターサーバー、ベビーカー、自転車による事故だった。また、28年までの10年間に海のレジャーで事故に遭った14歳以下の子供は954人。このうち、遊泳中の事故人数は約6割に当たる591人だった。

経産省の報告によると、24~28年度に発生した10歳未満の子供の死亡・重症事故の製品別件数はウォーターサーバー11件、ベビーカー7件、自転車7件、いす5件の順(その他43件)。

ウォーターサーバーの温水コックを触ってやけどをした例や、ベビーカーを開く際に指を挟み重傷を負った例が挙げられている。

海上保安庁は14歳以下の海の事故の発生状況を報告。19~28年の間、遊泳中に事故に遭った591人を年齢別にみると、4歳以下が70人(12%)、5~9歳が247人(42%)、10~14歳が274人(46%)と、年齢が高くなるほど割合も高かった。

事故の内容は337人が「溺水」(57%)、流されて陸や岸まで戻れなくなった「帰還不能」が212人(36%)。

帰還不能になった子供の4割は、「離岸流」と呼ばれる海水の強い流れにより沖まで流されていた。また、離岸流で帰還不能になった子供の7割は、遊泳が禁じられている場所に立ち入っていた。