私立校の審査基準を改正 森友学園の虚偽申請受け

大阪府は、府内の私立学校の設置認可に関する審査基準の改正案をまとめ、11月30日まで、府民からのパブリックコメントを募集している。学校法人森友学園が豊中市で開校を予定していた小学校の設置認可をめぐり、申請内容に虚偽が含まれていたのを受けたもので、虚偽申請の抑止力強化を図るねらい。

府内の幼稚園、小学校、中学校、中等教育学校、高校、専修学校・各種学校が対象で、大学は国が設置認可をするため対象外。認定こども園や保育園も含まれない。

改正案では、認可要件の資格として「学校教育法第4条及び第130条に定める認可の申請において、偽りその他不正な行為があった者であって、当該行為が判明した日から起算して5年を経過していないもの」でないものが規定された。

この他に、これまで借地での校舎建築を禁止していたが、今後は一定の要件を満たせば校地・校舎の借用も可能とした。

また、開校に向けた準備が整う時期を早め、開校の確実性を高めるため、認可時期を前倒しした。これまでは開校直前となる開設年度の前年度3月末だったのが、改正案では、原則として開設年度の6カ月前である前年度9月末までに認可するとした。

府では、今年度中に運用を開始する方針。