教員のわいせつ行為根絶に向けチェックシート 長野県

長野県教委は11月2日、教職員のわいせつな行為の根絶に向け、県内の公立学校に「自己分析支援チェックシート」を導入すると発表した。チェックの結果、相談が必要となった教職員には相談先も提供する。同教委は昨年10月から、わいせつ行為根絶のための特別対策を策定して取り組みを進めてきたが、チェックシートの導入でさらなる強化を図り、教育の信頼回復に努める。

対象となるのは同県内公立学校の全教職員で、各校の校内研修において年内に実施する予定。わいせつな行為は個人の内面に深くかかわり、他人が踏み込みにくいことや、依存症と考えられるケースも存在するため、自分が陥りやすい危険性を理解するチェックシートを作成。性障害専門医療センター(SOMEC)が監修した。

また、チェックシートと連動した相談窓口の整備も実施。相談が必要な教職員には、連携先の相談機関が未然防止のアドバイスを行う。

昨年度、教職員によるわいせつ行為が複数件発生したことを受け、同県教委は局内に対策チームを設置し、学校内外の研修の充実や、採用予定者への事例を用いた研修の実施、教員を目指す学生への講習など特別対策を行ってきた。

この対策は必要に応じて随時追加・見直しを行い、継続的に実施していく。