小・中学校の全普通教室にエアコン設置 浜松市が決定

浜松市は10月26日、夏季の暑さ対策として、同市立小・中学校の全普通教室へのエアコン設置を決定した。今年度から現況の調査、設置手法の検討などを行い、平成32年8月末の設置完了を目指す。

同市には、近年の異常な気温上昇に対して、児童生徒の健康維持への不安や授業中に集中できないといった声が多く寄せられている。これを受け、全普通教室へのエアコン設置が決まった。

対象は、市立の146小・中学校のうち、自衛隊機の防音対策などで既に設置されている学校などを除いた127校の2037教室。

市は11月の議会で、民間資金を活用した社会資本整備(PFI)など効果的な設置手法について検討するための調査を提案。来年度に事業計画を策定し、31年度に施行者を決定する予定。

6月に文科省が公表した「公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査」によると、今年4月1日時点での小・中学校におけるエアコン設置率は49.6%。過去10年で5倍となったが、いまだ半数以上の普通教室はエアコン未設置となっている。