完全実施率は小中で微増 28年度学校給食調査を公表

文科省は10月31日、平成28年度の学校給食実施状況等調査の結果を公表した。学校給食を実施する全国の小・中学校などの学校数は2万9959校で実施率は95.0%。主食とおかず、ミルクから成る完全給食の実施率は92.6%と小・中学校で昨年度より増加した。

同調査の対象は、学校給食を実施している全国の国公私立の小・中学校、義務教育学校、中等教育学校の前期課程、特別支援学校、夜間定時制高校。調査事項として、▽学校給食実施状況▽学校給食費調査▽米飯給食実施状況――を押さえている。同年度の調査では、熊本地震の影響を考慮し、同県を調査対象から除いている。

実施率を校種別に見ると、実施学校数と実施率は小学校が1万9510校99.2%、中学校が9032校88.9%、義務教育学校が22校100.0%、特別支援学校が985校89.3%、夜間定時制高校が410校72.6%。昨年度の同調査と比べて実施率が0.1%上昇した。

給食別の内訳を見ると、完全給食の実施数が2万9205校、主食だけ持参するなどの補食給食が191校、ミルク給食が563校。

学校給食調理員の配置数は、公立の全調査対象校と共同調理場での総数が4万6529人。内訳は常勤職員が2万6796人、非常勤職員が1万9733人となっている。

公立の小・中学校、義務教育学校、中等教育学校の学校給食の外部委託状況では、調理の委託を行う学校数が1万2760校で委託比率は46.0%。運搬は1万2412校で委託比率は44.7%など。
学校給食費では、公立小学校の平均月額が4323円、同立中学校の同月額が4929円と微増した。

米飯給食を実施する学校数は2万9200校で実施率はほぼ100%。週当たりの平均実施回数は3.4回だった。