漢検が小学校向け教材制作 リアル脱出ゲームとタッグ

リアル脱出ゲーム×漢検「不思議な漢字洞窟からの脱出」
リアル脱出ゲーム×漢検「不思議な漢字洞窟からの脱出」

日本漢字能力検定(漢検)を運営する(財)日本漢字能力検定協会はこのほど、体験型の謎解きイベント「リアル脱出ゲーム」を生んだ㈱SCRAPと共同で制作した、小学校向けオリジナル教材「不思議な漢字洞窟からの脱出」を公開した。

小学6年生の授業用教材として学習指導要領に沿って構成され、1クラス30~40人での利用が想定されている。授業は、漢字の問題を解けば洞窟から脱出できるとの設定で、各4人のチームに分かれて行う。端数が出る場合は、3人もしくは5人のチームを作って調整する。

教員はまず、問題キット、辞書、筆記用具を用意し、机をチームごとに固める。その後、DVDを流してゲームを30分ほど行い、振り返り学習に10分当てる。

同協会は、チームで謎を解くため、児童たちの漢字能力を伸ばすだけでなく、仲間と協働する力や課題解決力、情報分析力なども育てられるとしている。

公開に先立ち、漢字教育に力を入れている近畿大学附属小学校で、事前体験会を実施した。同校の1~5年生は、平成30年2月に行われる漢検の受検が必修だという。

体験会後、児童からは「漢字が好きになった」との声が、教員からは「教員としても扱いやすい教材」などの意見が上がったという。

同協会は児童生徒に漢字を楽しんでほしいとしている。