大震災で教員の生き方を実感 宮城県の学校現場発

第1回発信のメッセージ
第1回発信のメッセージ

宮城県教委は、学校の現状や特色ある教育、メッセージなどを教員が直接発信するページ「宮城県の教員として働く魅力」を、4月21日から、県のサイト内に設けた。

被災地で取り組んでいる教育の現状や教科化が進められている小学校の外国語教育、特別支援教育や県内地域の特色ある教育など、子供への温かい思いや熱意あふれるメッセージがあふれている。

記念すべき第1回は、気仙沼市立松岩小学校の小松美千代教諭が、「輝く笑顔と共に」と題して発信。子供たちの写真とともに、東日本大震災のとき、教員として生きていく思いを強くしたと記している。子供たちの「分かった!」「できた!」の輝く笑顔が、自分のやりがいや生きがいになっている。震災後、不便な生活に身を置きながらも前を向いて力強く生きている子供たちの屈託のない笑顔を見るたびに、自分にできるのは「これまで学んできたことを子どもたちに伝えることだ。子どもたちといつも一緒に過ごしたい」と強く思ったという。

震災に負けずに活躍する教え子の話を見聞きしたり、子供たちが「先生!」と輝く笑顔で声を掛けてくれたりするのが無性にうれしい。他の仕事では味わえないと語る。

震災復興はまだ半ば。しかし、子供たちと一緒に学習し、笑い、叱り、泣く。これが「生きていく」ことだと感じる。同教諭は、子供たち一人ひとりが多くの出会いを繰り返し、心豊かに大きく成長するのを願う。

7月までの間に12回程度、定期的に掲載していく。教員を目指す人が採用選考に臨む際の参考にでき、また教員にとっては日々の教育活動の一助にもなる。

次回は、大崎市立古川第五小学校の堀切恵美子教諭からのメッセージを掲載予定。