「早寝早起き朝ごはん」運動 10年のあゆみ1冊に

n20170420_05早寝早起き朝ごはん「早寝早起き朝ごはん」国民運動を展開している「早寝早起き朝ごはん」全国協議会(有馬朗人会長)はこのほど、これまでの経緯をまとめた『「早寝早起き朝ごはん」国民運動10年のあゆみ』(写真)を発行した。

同運動は、児童生徒の生活リズムの乱れを正し、学習意欲や体力の低下を防ごうと、日本PTA全国協議会をはじめとする144団体・個人が、平成18年4月に同協議会を設立して始めた。

全国の新入学児童約120万人全員に「早寝早起き朝ごはん」を推奨するチラシを配布して運動をスタートさせ、この10年は、フォーラム開催やガイドブック配布、キャラバン隊派遣などのPR活動を全国で展開し、啓発してきた。

同書によると、平成13年度には朝食を毎朝食べる割合が小学校6年生で73.6%、中学校3年生で68.2%だったのが、28年度には小学校6年生で87.3%、中学校3年生で83.3%と向上するなど、大きな成果を挙げた。

会員数は昨年12月現在で、297団体・個人となっている。

同書は4章立てで、第1章には、同協議会の陰山英男副会長、鈴木みゆき和洋女子大学教授らが、同運動の意義を寄稿。第2章では、これまで作成したチラシやポスター、各種資料などを、第3章では各地の取り組みの記録を掲載している。

そして第4章では、有松育子文科省生涯学習政策局長、川島隆太東北大学加齢医学研究所所長らが、これまでの成果と今後の展開などを座談会で話し合っている。

同書で有馬会長は「次代を担う子供たちが元気にイキイキと活躍できるよう、引き続き普及開発に努め、さらなる取り組みを進めたい」と述べている。