連休中の登山で注意喚起 スポーツ庁が都道府県教委に

スポーツ庁は、春の大型連休前後の登山事故防止に向けた注意喚起の通知を4月18日、都道府県教委などに出した。天候に関する不適切な判断などに警鐘を鳴らし、登山計画書の提出や万全な計画設定に基づく行動などを促している。

通知では、大型連休前後の春山で、天候についての不適切な判断や不十分な装備、体力的に無理のある行動計画に起因した遭難事故が発生している点を指摘。例年、同時期の登山での死亡者や行方不明者の比率が高く、事故防止について万全の措置が必要だと訴えている。

この時季は、麓が初夏の装いでも、山では天候の急変で降雪や吹雪があり、冬山に急変する。登山コースの周辺には雪が残っている場合があり、雪崩への注意も投げ掛ける。

各教委に対しては、山岳遭難対策中央協議会が作成した啓発資料の周知も依頼した。

同資料では、登山計画書の作成や山での行動、安全登山を実行するための留意事項を記している。道迷い遭難などを起こさないよう、▽2万5千分の1の地形図で地形の特徴を把握する▽計画書を提出して万全な計画と装備で登山を行う――などを掲げる。

最新の気象や火山情報などの入手、意識的に仲間と声を掛け合いながらこまめに休憩を取り、糖分や水分を補給するなどで心身をリフレッシュするなどの心得も示している。