コミュニティサイト被害児童過去最多 twitter被害倍増

警察庁は4月20日、昨年1年間のコミュニティサイトに起因する犯罪の被害児童数が1736人だったと発表した。平成20年以降で、過去最多となった。年齢別では、14歳以上の被害児童数が全体の86.2%を占め、特に16歳、17歳の増加傾向が顕著だった。

被害児童が被疑者と会った理由は、金品目的が34.1%、性的関係目的が9.8%で、合わせて4割強が援助交際に関連するものだった。

罪種別では、児童買春と児童ポルノの被害が増加し、コミュニティサイト被害の56.9%を占めていた。

サイト種別では、TwitterやFacebook、LINEなどの「複数交流系」での被害が大幅に増加。中でもTwitterの被害児童数は446人で、前年の226人から2倍近く増え、全被害児童の4人に1人がTwitterで犯罪に巻き込まれていた。

被害児童のコミュニティサイトへのアクセス手段の87.8%はスマートフォン。フィルタリングの有無が判明した被害児童1465人のうち、88.2%はフィルタリングを利用していなかった。

またインターネット利用等に関して、「学校で指導を受けたか覚えていない」とした児童が48.1%で、半数近くに達していた。

出会い系サイトに起因する事犯の被害児童は42人。20年の出会い系サイト規制法の改正以降、減少傾向にあり、事業者の監視体制の強化によって、さらに減少していた。