審議状況や法令改正を報告 初中教育分科会が初会合

第9期の初めての会合
第9期の初めての会合

文科省の中教審初中教育分科会の第111回会合が4月18日、同省で開催された。第9期の初会合となった同会合では、教員養成部会や教育課程部会など、第8期初中教育分科会の審議の状況や法令の改正などについて報告された。

事務局は、3月31日に公表された「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する基本指針」について説明。指針には、不登校児童生徒等に対する教育機会の確保や夜間中学等での就学機会の提供などが盛り込まれている。誰にでも起こり得る不登校が問題行動として受け取られないような配慮や、児童生徒の最善の利益を最優先する支援が重要としている。個別対応や社会的自立を促す必要性についても記述されている。

不登校になった児童生徒への支援では、家庭訪問などによる状況の把握や保健室、相談室や学校図書館等を活用した段階的な対応を求めたほか、チーム学校で取り組むよう示した。

夜間中学など、夜間その他特別な時間で授業を行う学校については、設置を促進し、多様な生徒を受け入れるよう取り組んでいくとした。

学校教育法施行規則の改正に関連し、今年4月1日から施行されている中学・高校での部活動の指導や大会の引率等を行う部活動指導員の規定についても説明した。

部活動指導員は、校長の監督を受けて部活動の技術的な指導や実技指導、学校外での活動の引率を行う。校長は同指導員に部活動の顧問を命じられるとしている。

学校設置者は、部活動指導員に関する規則等の整備や、事前研修・定期的な研修を行う必要があるとした。

事務局は、「義務教育諸学校等の体制の充実及び運営の改善を図るための公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律について」の改正ポイントなどもについて説明した。