家庭教育応援プラン策定 見守りや居場所づくりを推進

三重県はこのほど、家庭教育の充実を図る「みえ家庭教育応援プラン」を新たに策定した。同プランに基づき、家庭教育の応援にかかる気運醸成を図るとともに、地域で支えを必要としている家庭を対象とした見守りや居場所づくりなど、具体的な取り組みを進めていく。関係機関等と連携したさまざまな「地域のネットワークづくり」に取り組む市町への支援も行う。

同プランの基本理念は、「子どもたちの豊かな未来の実現に向け『子育ての喜び』を共に育む家庭教育応援の取組を家庭の自主性を尊重するという基本姿勢のもと社会全体の『つながり』の中で進める」。

少子化や共働き家庭の増加など、家庭を取り巻く環境が変化する中で、教育の原点である家庭教育の充実の必要性が高まっているのを受け、同県では昨年度から、家庭教育充実に向けた応援方策の検討を進め、同プランを策定。有識者による協議やパブリックコメントの結果を踏まえた内容になっている。

期間は、おおむね10年先を見据え、今後5年程度としている。

同プランには、基本的事項や現状と課題、方向性などを記載。取り組みの方策としては、▽幅広い学習機会や情報の提供▽学習コンテンツの充実▽県、市町、学校等の連携強化――など、10項目を示した。

また家庭教育応援プロジェクトとして、①みんなで進めよう!子どもの基本的生活習慣づくり②つくろう!家庭教育を応援する地域のネットワーク③応援しよう!企業と連携した家庭の教育力アップ――の3テーマを設定。横断的・総合的取り組みとして展開していく。

プラン推進に当たっては、家庭や地域、学校、企業、行政が方向性を共有し、協働・連携していく。

同県は他にも、出産前の妊婦から小学生の子供がいる保護者までを対象に「みえの親スマイルワーク」を作成。子育てや家庭教育に関するワークショップなどの参加体験型学習で活用できる啓発コンテンツで、さまざまな知識の習得や気づきを得られる内容になっている。エピソードやテーマについての話し合いやワークで活用できる。解説やデータ、コラムなどを盛り込んだシートも充実している。