幼小中高の消費者教育で指針 教科の指導案や事例も

兵庫県姫路市教委はこのほど、市立学校・幼稚園で消費者教育を充実させる市学校園消費者教育指針を策定した。インターネットの普及で子供のトラブルが拡大している状況を受けて、適切な意思決定や消費行動ができる子供の育成を目指す。

目標には「自立した消費者として、自ら学び、他者と協働し、こころ豊かな社会をつくる姫路っ子の育成」と掲げ、目指す子供像に、①消費について主体的に学び、適切に判断し、行動できる(セルフ)②消費生活を通して、より良いふるさとの発展に貢献できる(ローカル)③消費社会の将来を展望し、望ましい社会の形成に参画できる(グローバル)――の3点を挙げた。

その上で、幼児期から高校生期までの各発達段階で学習目標を提示。幼稚園での活動や、生活科、社会科、家庭科、道徳、技術・家庭科、公民科、情報科、総合的な学習の単元などを取り上げ、消費者教育の4領域(①消費者市民社会の構築②商品等の安全③生活の管理と契約④情報とメディア)ごとに体系図とし提示。実践する上で参考となる18の実践例や26の学習指導案を掲載した。