32年度大学入試新テスト 遅くとも6月には原案公表へ

平成32年度から実施される新テスト「大学入学希望者学力評価テスト」の原案が、4月14日、明らかになった。TOEICや英検などの民間試験を事前に受検させ、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を測る。受験生は2回まで受けられ、成績のよい結果を選べる。国語の記述については80~120字程度で答える問題を数問出題することを想定している。採点は民間業者に委託する。

文科省は、遅くとも6月には原案を公表する予定だ。

新テストで活用される見込みのTOEICやTOEFLなどは、ビジネスや留学ための内容となっているため、大学入試センターが学習指導要領に沿った内容になっているか、実勢体制が整っているかを確認する。

また実施初年度の出題科目数が30科目で、新学習指導要領で初めて大学入試に挑む高校3年生から、科目を絞る方針だ。受験生や運営側の負担を減らす狙いがある。

文科省は今後、高校側、大学側にそれぞれ原案の内容を説明するとしている。

新テストは、現役であれば、33年4月に大学に入学する今の中学校3年生から対象となる。