千葉市立全校でオリパラ教育 特にパラスポーツに注力

千葉市は、2020年開催の東京五輪大会に向けて、「オリンピック・パラリンピック教育実施方針」をこのほど策定した。今年度から全市立小・中・高校、特別支援学校合わせて171校で、オリンピック・パラリンピック教育に本格的に取り組んでいく。特にパラスポーツ教育に力を注ぐ。

今年度は、全校で東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の「学習読本」教材を使った学びを実施する。各校の実状に合わせ、教科や領域に位置付けて進めていく。指定校では同教材を使った学びの在り方を探る研究も深める。

同市ではパラスポーツが盛んで、パラリンピックの4競技会場に選ばれた競技場がある。そのため、市立小・中学校14校を指定し、同スポーツを通じた教育推進のための実践研究を行う。

同方針では、オリンピックとパラリンピックが身近で開催されるのを重要な機会と捉え、オリパラ教育を強力に進めるとしている。オリパラ教育では目指す人間像を、▽スポーツに親しみ知徳体の調和がとれた人材▽多様性を尊重し共生社会の実現に貢献する人材▽自ら学び行動できる国際感覚を備えた人材――とし、その育成を掲げる。

こうした教育の4つの方向性では、①大会気運の高揚②体力向上健康づくり③多様性理解教育④国際理解教育――を設定。加えて「学ぶ、知る」「行動、発信する」の2つのアクションを組み合わせた多彩な教育活動を展開していく。