繰り返しの学習で定着へ 小学校の外国語教育で素案

新教材の活動例などについて意見を出し合った
新教材の活動例などについて意見を出し合った

文科省の、小学校の新たな外国語教育における補助教材の検証及び新教材の開発に関する検討委員会は4月10日、同省で第3回会合を開いた。小学校の外国語教育の新教材についての年間指導計画や活動例などの素案やたたき台を、主査一任で大筋で了承した。繰り返しの学習によって外国語学習の定着を目指す。同会でまとめた案などは、6月21日以降に順次開催される「新教育課程説明会」で、小学校に配布される。

事務局が提示した「年間指導計画例素案」では、単元目標や活動・表現・語彙の例を項目ごとに整理。また「繰り返しの表現や語彙」を設置し、子供たちが自らできるようになる内容を、理解しやすいようにした。

一方、「活動例素案たたき台」は、1時間ごとにどんな活動をするのか、3月に告示された学習指導要領の目標に沿って詳細にまとめた。6年生でみると、英文を書き写す学習を展開。その後、自分で単語を選んで文をつくったり読んだりする活動を取り入れた。また前の単元での学習内容を繰り返し聞いたり話したりするスモールトークも行う。外国語の学習が子供の中に定着するのを目指す。これは5年生でも同様に行われる。

委員は活動事例の少なさを指摘し、提示れた資料の2、3倍の記述量を求めた。

事務局は、「学習指導案例」「短時間学習に対応した活動例素案・パターンの一例たたき台」も提示した。

今後は、同会のもとに設置されている第6回作業部会で「学習指導案例」たたき台の暫定版を検討。第7回作業部会でたたき台の修正を行い、第4回検討委員会で最終確認を行う予定。

その後、順次開催される「新教育課程説明会」では、同会でまとめた、▽年間指導計画例案▽活動例案▽学習指導案例▽短時間学習に対応した活動例素案・パターンの一例▽児童冊子や指導書、研修用資料が配付される。