スポーツ選手とケーキ屋・パン屋 就きたい職1位

㈱クラレは4月5日、今春に小学校に入学する新1年生の「将来就きたい職業」と親の「就かせたい職業」の調査結果を発表した。子供が就きたい職業は、調査開始から19年連続で男子は「スポーツ選手」、女子は「ケーキ屋・パン屋」が1位となった。男女ともに「警察官」の人気が高かった。また「公務員」との回答が、男子の親では1位、女子の親では2位となり、わが子の将来に安定を求める親の気持ちがうかがえる結果になった。

調査は、同社の素材を使ったランドセルの購入者を対象に実施し、はがきやインターネットで回収。子供4千人(男女各2千人)とその親4千人の回答を集計した。

それによると、男子は「スポーツ選手」が21.9%で1位。2位の「警察官」が14.5%、3位の「運転士・運転手」9.0%と続いた。「スポーツ選手」の内訳を見ると、「サッカー」の57.7%が圧倒的。「野球」は17.8%で過去最低となった。ランキング外には動画を投稿して広告収入を得る「ユーチューバー」との回答もあった。

女子は「ケーキ屋・パン屋」が1位で30.3%。2位の「芸能人・歌手・モデル」が12.9%、3位の「看護師」が6.2%。「看護師」は10年ぶりにベスト3に入った。

1位は男女とも19年連続。男子で2位の「警察官」は8年連続で増加し、女子でもその支持は高く、今年は過去最高の8位となった。

一方、親に聞いた「就かせたい職業」は、男子の1位が「公務員」で19.8%、2位の「スポーツ選手」が9.9%、3位の「医師」は9.0%。この3つの職業は、親を対象とした過去の調査で、常にトップ3に位置していた。女子の1位は「看護師」で21.2%、2位は「公務員」で12.1%、3位は「薬剤師」で9.7%。女子では4位に「医師」6.3%、6位に「医療関係」5.0%が入っており、医療関係の職業への注目度の高さがうかがえる。