教育機会の確保で基本指針 不登校生の多様な学び示す

文科省は4月4日、「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する基本指針」の策定内容を公表した。不登校児童生徒への多様で適切な学習活動の重要性と、休養の必要性を踏まえた支援について盛り込んだ。

指針は、2月に施行された「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」の規定に基づいて策定。教育機会の確保などの施策を総合的に推進するための基本方針として定められた。

不登校の児童生徒に対する教育機会の確保に関した事項では、「多様で適切な学習活動の重要性と休養の必要性を踏まえた支援」を押さえた。

支援を実施するに際しては、子供の意思を十分に尊重し、状況によっては、休養が必要な場合がある点にも留意するようにと述べている。学校以外の多様で適切な学習活動の重要性を踏まえ、子供の個々の状況に沿った学習活動の支援を充実する点も示した。

いじめられている児童生徒の緊急避難策としては、欠席が弾力的に認められる。その場合、後の学習に支障がないよう配慮が必要とした。

夜間中学での多様な生徒の受け入れについても言及。義務教育の未修了者をはじめ、義務教育を修了していない外国籍者や不登校などの事情で学び直しを希望する生徒を受け入れ、教育機会の提供を行うのを期待している。

全国の教委に、近日中に通知する予定。