参加体験型研修を促進 千葉県教育センターが冊子

n20170403_04千葉総合センター参加体験研修ガイド千葉県総合教育センターは、「すぐに使える校内研修の手法とツール~参加・体験型研修のすすめ」と題した冊子(写真)をこのほど作成した。県内の全公立幼・小・中・高校、特別支援学校に配布した。全教員が協働する学びの実現に向け、ワークショップ研修のポイントや手法を示している。

冊子は、各学校の校内研修を、組織的、継続的で教員個々が主体的に取り組めるような内容に転換するため作られた。参加体験型の研修のためにワークショップを生かした基本的な進め方や手法などを解説している。

研修を効果的に運営するためのポイントでは、「協議のねらいやゴール、プロセスを明確にし、テーマを前もって参加者に伝える」などを助言する。

研修で使う手法やツールも多数挙げる。アイデアを生み出すための「ブレインストーミング」では、小グループの展開例を説明。話し合う際の注意事項として、意見に対する批判や結論付けの禁止、たくさんの意見を出す点を重視するとアドバイスしている。

活動例では、研修目的に応じた多様な手法やツールの活用策を載せる。思考の発散と収束を生み出しながら問題解決的な話し合いにつなげていくのを目指す。図の解説によって活動の流れを一目で把握できるよう工夫した。

学校の全体計画や年間指導計画の見直しでは、両計画の拡大シート利用を薦める。研修では、参加者一人ひとりが同シートに付箋で成果や課題、改善点を貼り出しながら、視点のある話し合いを深めるとしている。

不登校対応では、「インシデントプロセス法」を使った展開例を提示。事例発表者の説明に参加者が質問を投げ掛ける中で、課題や対応の共有化と分析ができる。

冊子は、同センターサイトで公開されている。