文科省が冬春登山の実態調査へ 全国の高校など対象

「再発防止に努めたい」と話す松野文科相
「再発防止に努めたい」と話す松野文科相

栃木県那須町のスキー場付近で高校生ら8人が死亡した雪崩事故について、松野博一文科相は3月31日の閣議後会見で、全国の国公私立高校や高専などを対象に、冬山・春山登山の実態調査を実施すると明かした。同日、スポーツ庁が各教委や高校などに向けて、アンケート用紙を送付した。

調査では、高校生以下の冬山登山を原則として行わないよう求めた通知の周知状況や、冬山・春山登山の実施状況や安全対策などについて調べる。

結果は5月中に取りまとめる見込みで、栃木県教委が設置した検証委員会の報告や、有識者からのヒアリングなどを参考に、再発防止策を検討する。

会見で松野文科相は「同様の事故を二度と起こさないためにも、今回の調査を通じて実態を把握する」と話した。