子供の英語スイッチ入れる 最初の言葉掛けが大切

ジェスチャーを使いながら英語を話した
ジェスチャーを使いながら英語を話した

㈱イーオンの学校教育課は3月30日、「小学校教員向け 指導力・英語力向上セミナー」を、東京都新宿区の東京本社で開催した。公私立小学校教員など約50人が参加。講師を務めた同社学校教育課教務コーディネーターの菅井幸子さんから、小学校の外国語の指導に役立つ知識や子供への言葉掛けなどを学んだほか、英語教材「Hi,friends!」のゲームで実践力も身に付けた。子供の英語スイッチを入れるためには、授業の最初に英語で言葉を掛けるとよいという。

まず、英語の授業では、「SSCを心がける」のが大切とした。3語から5語までくらいの短く(Short)単純で(Simple)はっきりとした(Clear)表現で進めるのがよいという。

英語の授業等で使うクラスルームイングリッシュ(イーオン流)は、▽適度な音量・スピードではっきりと言い切る▽アイコンタクトをしっかり取りながら言う▽同じ言い方で、動きを伴って指示を出す――のがよいとした。複雑な表現を使用したり、自分の行動や口頭のみで説明したりは、しないよう呼び掛けた。

授業の最初には「Let’s start today’s class!」などと言葉を掛けると、子供たちの英語スイッチが入るという。

子供たちに指示を出す際は、ジェスチャーを使うと伝わりやすい。参加者は、英語の授業でよく使ういくつかの表現を、体を動かしながら口にした。

また褒めるのは、子供が発話したときだけでなく、しっかり聞いている際にも行うとよいとした。

単語や表現に慣れ親しむためには、ゲームが有効。その際、児童が聞いて反応するものか、見て発話するものか、どちらのゲームなのかを意識して取り組むのが大切とした。ゲームの説明を英語ですると長くなるので、言葉での説明に時間を掛けるのではなく、見せて伝えるとよいとした。

もともと英語が好きだったという公立の小学校教員は、「知識はあっても本格的に実践するのは難しい。実践力を身に付けられたら」との思いで参加したという。

時間が経つにつれて、参加者の声や動きはどんどん大きくなり、その表情から自信がついた様子がうかがえた。

他にも、ALTとのコミュニケーションの取り方や英語力向上に向けた学習方法も学び、音読トレーニングなども行った。