児童生徒も「自殺予防を学ぶべき」 8割以上

厚労省は3月21日、自殺対策に関する全国意識調査の結果を発表した。今後の自殺対策について、「児童生徒が、自殺予防について学ぶ機会があった方がよいか」との問いに、「そう思う」「どちらかというとそう思う」との回答が合わせて83.1%に上った。

同調査は昨年10月に、全国の20歳以上の男女3千人を対象に実施。有効回収数は2019人。

自殺対策として、「児童生徒が、自殺予防について学ぶ機会があった方がよいか」との問いには、「そう思う」が59.6%、「どちらかというとそう思う」が23.5%で、「そうは思わない」4.1%、「どちらかというとそうは思わない」3.5%を大きく上回った。

学ぶ内容を聞いた「児童生徒の段階で、どのようなことを学べば、自殺予防に資するか」との問いでは(複数回答)、「周囲の人に助けを求めることが恥ずかしくないこと」が71.2%で最多。

次いで「ストレスへの対処法を知ること」51.4%、「心の問題を抱えた際の心理、身体状況について正しく知ること」50.3%、「自殺が誰にでも起こりうる問題であると認識すること」45.7%、「相手の細かな変化に気づき、思いを受け止めること」43.6%、「悩みに応じて、保健所等公共機関が相談窓口を設けていること」32.0%――と続いた。

また、今後どのような自殺対策が必要になると思うかとの質問でも、「子供の自殺予防」が59.9%と、最も高い結果となった。