初任研を協働で実施 国私教職大学院と連携

静岡県教委は、県内に2つある国立と私立の教職大学院である静岡大学教職大学院、常葉大学教職大学院と連携して、平成29年度の両教職大学院入学生を対象に、「静岡県公立小中学校教員初任者研修協働実施プログラム」を4月から開講する。そのための協定を3月28日に、三者間で締結する。

入学院生が次の3プログラムを全て修了し、同県の新規教員として採用された場合、所属長(校長)の判断で初任者研修の一部が免除される。所属長(校長)は、初任者の実態と希望などを考慮し、免除の内容と規模を判断して研修計画を策定する。

免除措置は31年度から始まる。

プログラムの概要は次の通り――。

①共同実施科目11時間=県総合教育センターで実施する初任者研修(第3回校外研修=基礎的素養、学級経営、授業基礎等)。

②相当科目22時間=県総合教育センターで実施する研修の内容に相当するカリキュラムを両教職大学院で編成する(生徒指導、道徳、特別活動)。

③相当実習90時間=両院で行う授業研究や課題研究等の実習を初任者研修校内研修相当として承認する。

県教委は今後、「教職大学院連携推進委員会」を設置し、協働実施プログラムの内容や進捗状況、質の担保などについて随時協議・調整する。また教職大学院修了者のさらなるインセンティブ付与として、「実習校を初任校にする」「希望地域で教職をスタートできる」「教頭登用試験1次(筆記)の免除」等の措置ができるかどうかについても検討する。