高校就学支援金にパブコメ マイナンバーに反対意見

文科省は、高校就学支援金の支給に関する法律施行規則の一部改正の省令案について求めていたパブリックコメントの結果を、このほど公表した。プライバシー情報漏えいの危険性から、マイナンバー導入への反対意見などがあった。

寄せられた意見は7件だった。「個人情報の管理に伴う事務負担増について」の意見では、「マイナンバーを導入する中で、個人のプライバシー情報の漏えいや不正使用などの恐れがある」「学校の事務職員が個人情報を管理するため、これまで以上に事務負担が増える」とした。そのため、「マイナンバーの導入自体に反対する」との意見が挙がった。

この意見に対して同省は、番号利用法では、就学支援金事務でマイナンバーの利用を可能にしているとし、個人情報の取り扱いでは、個人情報保護法などの法令のほか、個人情報保護委員会の特定個人情報の適正な取り扱いに関するガイドラインなどに則り、適切に事務処理を行うと述べている。

事務負担については、▽学校設置者は申請や届け出時の所得確認が容易になる▽生徒や保護者にとっては課税証明書の取得が不要になる▽毎年の届け出が不要になる――ので、全体として軽減が図られるとしている。

その他、「申請書のチェック項目や記入の注意点、留意事項が多くて分かりづらいので簡素化してほしい」などもあった。

意見募集は、1月18日から2月16日まで行われた。