カルガモの行動を研究 三重県の中3が総理大臣賞

受賞者と審査員ら
受賞者と審査員ら

㈱旺文社主催の第60回全国学芸サイエンスコンクール(後援・内閣府、文科省、環境省)の表彰式が3月10日、都内で開催された。コンクールは、小学生から高校生までを対象に、研究作品や絵画、作文など12部門で募集。全国2584校から12万7533点の応募があった。

最優秀賞の内閣総理大臣賞は、三重中学校(三重県)3年生の阿藤寛奈さんによる「カルガモが生息する中小感潮河川の海水の影響について(カルガモの行動に関する調査研究PARTⅡ)」(中学生の部・理科自由研究部門)が受賞した。

通学路そばを流れる伊勢市の勢田川は、潮の満ち引きによって姿を変えるが、そこに生活しているカルガモは、どのような行動をしているのかと疑問に思ったのが研究のきっかけという。

受賞者を代表してあいさつした阿藤さんは「調査範囲を川の下流域からカルガモが生息する上流域まで広げたので、限られた時間内で広範囲に移動してデータを取るのが大変だった。各分野の先生方に、この研究を評価していただいたのを光栄に思う」と喜びを語った。

文科大臣賞は、▽社会科自由研究部門小学生の部/神戸市立垂水小学校6年生の山崎悠哩さん「時の旅人」▽社会科自由研究部門中学生の部/兵庫県西宮市立上ヶ原中学校3年生の嶋津尚志さん「星神伝説―日本史の中の星空たち」▽自然科学研究部門/長崎県立諫早農業高校・食品科学部「野菜の抗菌作用に関する研究 特に長崎県特産品『かぼちゃ』について」▽作文・小論文部門小学生の部/宮城県仙台市立錦ケ丘小学校3年生の武山幹大さん「とべ!とべ!チャーハン」▽小説部門中学生の部/暁星中学校(東京都)2年生の高瀬慎也さん「それぞれの待ち時間」▽小説部門高校生の部/岡山県立岡山芳泉高校2年生の三宅明日香さん「ニセモノフィルター」――の6作品。

他受賞作品、受賞者など詳細は同コンクールサイトに。