被災地の食材で給食 中学校で復興を支援

給食を味わいながら東北の自然も感じた
給食を味わいながら東北の自然も感じた

相模原市は、東日本大震災発生から6年目を迎える前の3月9日、市立中学校28校で、被災地支援の思いを込めた特別給食を実施した。献立には、岩手県大船渡市で捕れたさんまの蒲焼きなどが並んだ。

特別給食を口にした同市立麻溝台中学校(宮本智成校長、生徒数374人)2年生は「さんまの蒲焼きは、うま味が口に広がってと、てもおいしい。東北の海の豊かさを感じた」などと述べ、舌つづみを打っていた。

デリバリー方式で給食を実施する市立中学校で行われ、食を通じて震災復興を支援しようと、被災各県産の食材を使った献立を多数盛り込んだ。

食材は、大船渡市で水揚げされたサンマをはじめ、岩手県産の地鶏のもも肉を使ったいり鶏、青森産のリンゴを用いたデザートのハニーアップルがメニューに加わった。

同校の男子生徒のひとりは、「農家の人の愛情と青森の自然を感じた」などと語った。

校内放送では食材の産地ついて説明。「東日本大震災を忘れない」と、誓いの言葉も届けていた。

この給食は、今年度で4回目。毎年、大震災が起きた3月11日前後に行っている。