待機児童問題の悩みを共有 語る会に蓮舫代表らも参加

参加者の言葉に耳を傾ける蓮舫代表
参加者の言葉に耳を傾ける蓮舫代表

保育園の現状や未来について語る「♯保育園に入りたい!を本気で語ろう。~みんなが保育園に入れる社会にするために~」が3月7日、衆議院第二議員会館で開催され、子供を保育園に預けられない悩みを抱えた保護者が参加した。

国・自治体の取り組みや社会の雰囲気、家族の協力や働き方などのテーマに分かれ、悩みを共有するワールドカフェには、国会議員や議員秘書らも参加。

蓮舫民進党代表は、「待機児童問題への取り組みには与党も野党もない。当たり前のことを当たり前と認める社会を作っていきたい」と力強く述べた。

浜田敬子朝日新聞社総合プロデュース室プロデューサーがファシリテーターを務めたディスカッションには「どうしてこんなに入れない? 日本の保育園」と題し、池本美香㈱日本総合研究所調査部主任研究員と駒崎弘樹特定非営利活動法人フローレンス代表が登壇。駒崎代表は、わが子を保育園に入れられなかった際に保護者が自分を責めている現状に触れ、「その人が悪いのではなく、これは社会の課題。子供が入園できなかったときに自分を責めたり我慢したりせず、社会の問題として声を上げていってほしい」と述べた。

池本研究員も自身の経験から「子供が入園できなかったとき、私もそう思っていた」とし、「自分たちのためではなく、子供のために声を上げているということを誤解されない世の中になれば」と語った。

また入園できない悩みを抱えていても、子供が入園できたら通り過ぎてしまう問題についても指摘。駒崎代表は「いま困っている人と、かつて困っていた人が力を合わせて声を上げていく必要がある。子供への思いはみんな同じ」と言葉を掛けた。

浜田プロデューサーは「同じ悩みを抱えている保護者がそれらを共有し、一般の人に広げていくのが大切」と結んだ。

この語る会を主催した、希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会の天野妙代表は、今後の活動について、「世論を作っていきたい。直接対話によって思いを共有していきたい」と話した。