小1~3年の家庭学習 平均週6日で1日約36分

(株)公文教育研究会はこのほど、小学校1~3年生の児童がいる世帯の母親を対象に実施した「家庭学習についての実態調査」の結果を発表した。家庭学習の時間は、平均週6日で1日約36分だった。

調査は、昨年11月にインターネットで実施。母親1200人から有効回答を得た。

1日のうち家庭学習を行っている時間は、共働き世帯が36.8分、専業主婦世帯が36.4分。家庭学習の日数は共働き世帯が週5.9日、専業主婦世帯が週6.0日だった。

家庭学習で取り組んでいるのは「学校の宿題」94.3%、「通信教育の課題」28.1%、「(ドリルや問題集など)両親が与える課題」22.0%だった。

「子どもが自ら進んで家庭学習ができる」と答えたのは、共働き世帯が62.8%、専業主婦世帯が68.6%。「子どもが日々決められた学習量をこなすことができる」と答えたのは、共働き世帯42.8%、専業主婦世帯35.6%だった。また「子どもが自ら学習計画を立てることができる」と答えたのは、共働き世帯24.6%、専業主婦世帯17.9%だった。

「意識的に行っていること」の上位は、「わが子の得意・不得意を把握する」「わが子の宿題を把握している」。

「お子さまの家庭学習の態度の半年内の変化」の質問に、「前よりも家庭学習に対して熱心になった」と「どちらかと言えば、前よりも熱心になった」を合わせた回答は54.9%。

そのきっかけは、「自力で課題を解けるようになったから」29.4%、「成績がよくなったから」20.2%、学校の先生の影響」18.4%、「勉強の面白さを覚えたから」16.6%の順で多かった。

「習慣的に勉強に向かわせるために工夫していること」の設問では、言葉かけが多く、かける言葉は「ほめる」が26.9%、「自覚を促す」が26.7%という結果に。

具体的なほめ言葉としては「よくできたね」「自分から進んで勉強してえらいね」「ママが言わなくてもがんばってるね」などが、自覚を促す言葉に、「宿題をする時間だよ」「遊びに行く前に宿題をしよう」「自分で予定を立てようね」などが挙がった。

「ごほうびを用意するかどうか」については、「お菓子やデザートなどを与える」が18.3%、「ゲームやテレビをする自由時間を与える」が13.3%、「一緒に過ごす時間、スキンシップをとる」が12.3%。一方で、「(目的を見失うので)特にごほうびを与えない」との回答も15.5%あった。

「罰則を設けるかどうか」の質問には、「ゲームやテレビの時間の短縮や禁止」が34.6%、「特に罰則を設けない」が31.7%。

同社では「子供に自発的に学習に向かってもらうためには、家庭では声をかけたり、ごほうびを用意したり、協力したりと、試行錯誤されている様子が見てとれた」と分析している。