【連載】活躍する退職校長会(8)福岡県退職校長会

福利厚生研修会
福利厚生研修会

互助互励のこころで活動に取り組む

福岡県退職小学校長会は、「中正健全な教育世論の喚起につとめ、本県教育の再建に寄与すべきではないか」という叫びの中、昭和42年、907人の会員で発足しました。現在、8地区・34支会・会員2598人です。平成29年度に結成50周年を迎えます。26年には、退職中学校長会と連携して福岡県退職校長会連絡協議会を結成し、「教育の日」制定運動に取り組んでいます。

本会の目的「教育の発展に寄与するとともに、会員相互の親睦と福祉の増進を図る」を期し、34支会の活動を基盤として、教育推進・福利厚生・広報の専門部活動を推進しているところです。

1.教育推進活動について

長年にわたり、学校教育に打ち込んできた会員が、生涯現役との意気込みと恩返しの気持ちで、学校支援活動に取り組んでいます。

登下校時のあいさつ運動見守り活動・環境ボランティア活動(花壇美化・校庭除草)・読み聞かせ活動・クラブ活動への支援・夏休み学習支援(教科・工作・習字)などです。

子供の健やかな成長を望み、支援活動がやりがいから生きがいになるよう、日々研さんに努めています。

年間事業の実施手順

(1)学校支援活動推進委員会が会員協力者名簿を作成(2)教育委員会・小学校長会と連携して、学期ごとに市内全小学校に支援内容をアンケート調査(3)学校支援活動推進委員会が集約し、協力者名簿と支援内容をもとに立案実施(4)実践報告書提出

研修面においては、教育委員会との教育懇談会・小学校長会との交流会などを開催しています。教育の現状と課題を把握し、解決の一助となるべく、多様な視点から活発な意見交流がなされます。

2.福利厚生活動について

各支会では、会員相互の絆を深めるために多彩な活動を積極的に展開しています。交流の輪を地区内にも広め、支会間の一層の連携を図るために、26年度から8地区輪番制の福利厚生研修会を実施しています。

第1回「黒田官兵衛と福岡城」、第2回「教科書よりおもしろい大英博物館展のみどころ」、第3回「平和への思い、大刀洗飛行場の役割と惨劇」との演題で開催しました。研修会の企画運営に携わる会員の交流、近隣支会から参加した旧友との再会など交流の輪が広がり始めています。

今年度は、会員が講師を務め、大好評を博しました。

このほか各支会では、施設探訪バスハイクやグラウンドゴルフ大会などの行事を通して、会員の親睦や健康増進を図るとともに、同好会や作品展などを通して生涯学習の充実を推進しています。また、独居会員宅声かけ訪問や高齢者会員宅訪問を行い、安心安全な環境づくりに配慮しています。

多くの人に支えられ、心癒やされる活動が受け継がれています。

3.広報活動について

会報は、7月・10月・1月の年3回の発行です。会員相互の意識の結合と、親和の要となる会報をめざして、広報部の企画編集に当たっています。

人との出会いや趣味の中での学びをつづる「生涯学習シリーズ」は、149回を数えます。「支会の広場」では、地域への貢献活動など各支会の主体的活動を紹介します。

そのほか、すこやかシリーズ・会員文芸(俳句・短歌川柳)・私の郷土・新会員となって、会員の声を連載しています。

中でも特筆すべきは、1月号の表紙と「趣味彩々」のページを、地区が輪番で作成することです。企画編集会議を開き、巻頭言・写真・題字・コラムの原稿依頼からレイアウト・校正までを地区会員が担当します。

「会員の近況報告の中に、暮らしぶりと生活の変化が垣間見える。退職後の生き方のお手本は、まさに私たち会員の実践のなかにある」との感謝に励まされ、地区の協力に感謝して活動しているところです。

今後も、各支会との連携を深め、さらなる活動の充実発展を目指します。