担当課長に聞く 平成30年度教員採用選考の動向【中国】

本紙は、平成30年度公立学校教員採用選考(今夏実施)の動向を探るため、都道府県・指定都市教育委員会の採用選考担当課長に書面インタビューを行いました。

今回は、西日本(近畿、中国、四国、九州)の全回答を掲載します。

(回答は3月下旬時点のものです、最終確認は各教育委員会の実施要項を参照ください)

【自治体を選択してください】

[vc_tabs interval=”0″][vc_tab title=”鳥取県” tab_id=”9a61f414-a2e1-10″]
鳥取県教育委員会
教育人材開発課 足羽 英樹

 

【1.求める教師像】

鳥取県では、「鳥取県公立学校教員として求める教師像」を次のように掲げています。▽児童生徒に対する深い理解と教育的愛情のある教師▽教科等に関する専門的な知識・技能と実践的な指導力を持つ教師▽課題解決に向けた柔軟な発想と対応能力を持つ教師▽組織の構成員としての自覚と協調性のある教師▽社会人としての豊かな教養、優れた人権意識を持つ教師
教育に対する県民の大きな期待が寄せられている中にあって、学校の教育力をさらに高めていかなければなりません。前例にとらわれることなく、失敗を恐れることなく、向上心を持って児童生徒の教育に邁進できる人を求めています。また、本県では、各試験項目の評価の観点、評価の主な着眼点、評価、満点を「選考基準」として選考試験実施前に公表するとともに、各受験者に試験項目の得点も通知するなど、選考の一層の透明性を図っています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

現在のところ未定です。

【3.30年度採用選考の日程等】

現在のところ未定です。(29年度は、説明会は5月12~24日、願書配付および受付は5月12日~6月2日、1次試験は7月16・17日、2次試験は9月12~15・16・17日)

【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校85人、中学校44人、高校8人、特別支援20人、養護13人)

【5.人物試験の評価観点】

30年度選考分については、実施要項等に選考基準として記載する予定です。参考として前年の評価観点は以下のとおりです。

《1次試験 集団討議》 思考力・分析力・説明力・発表力・主体性・協働的に取り組む力
《1次試験 集団面接》 教育に対する情熱・教員としての使命感、教育の専門家としての指導力、豊かな人間性・社会性、チャレンジ性・協調性、人間関係能力
《2次試験 模擬指導》 教育の専門家としての指導力、教育に対する情熱・鳥取県の教員としての使命感、豊かな人間性
《2次試験 集団・個人面接》 教育に対する情熱・鳥取県の教員としての使命感、教育の専門家としての指導力、豊かな人間性・社会性、チャレンジ性・協調性、人間関係能力
【6.受験者へメッセージ】

鳥取県では、教師としての専門的指導力と人間力をもった教師を求めています。教師に求められる人間力とは、子供たちに対する深い教育的な愛情、正義感、社会や人間に関わる様々な事柄への洞察力、美しいものに感動する心、同僚とチームとして働く力、地域や社会と連携・協働できる力などの豊かな人間性と社会性から成る総合的な力であり、子供たちを引きつける人間的な魅力とも言えます。
鳥取県では、教師としての専門的指導力と魅力ある人間力を身につけた方に、ぜひ、鳥取県教育に熱い思いをもって携わっていただきたいと考えています。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(235人、85人、2.8倍)
▽中学校(319人、43.人、7.4倍)
▽高校(82人、7人、11.7倍)
▽特別支援(84人、21人、4.0倍)
▽養護(52人、14人、3.7倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽一般教養・教職教養(全校種100点)、専門および実技試験(小学校250点、特別支援250点)、専門試験(中学校200点、高校200点、養護200点)、集団討議(全校種60点)、面接(小学校300点、中学校240点、高校240点、特別支援300点、養護240点)
《2次試験》
▽模擬指導(全校種240点)、集団面接(全校種180点)、個人面接(全校種180点)
【9.論文課題】

論文試験は実施していません。

【10.面接試験の実施方法】

試験の実施方法等の詳細は、お答えできませんので御了承ください。

[/vc_tab][vc_tab title=”島根県” tab_id=”a6d2f1b4-0b6d-9″]
島根県教育委員会
学校企画課長 高橋 泰幸

 

【1.求める教師像】

島根県では、「第2期しまね教育ビジョン21」を策定し、基本理念「島根を愛し 世界を志す 心豊かな人づくり」に込められた意味を、学校・家庭・地域・行政など、教育に関わる全ての人が共有し、相互に連携しながら取り組んでいます。
教職員には、保護者の願いや地域の期待を十分に認識し、教職員としての使命感、社会全体への広い視野、そして教育への熱い情熱を持って、不断の自己研さんに努めることができる人材を求めています。また、教職員であると同時に、地域社会を担う一員であることから、教育活動を地域や家庭と一体となって進めるためにも、地域から信頼される教職員になること、そして地域のリーダーとして様々な分野で活躍できることを期待しています。

【2.選考の特徴・主な変更点】
▽全ての募集区分で、59歳の方まで受験できます。
▽現職教諭への特例として1次試験の全て又は一部を免除します。
▽前年度2次試験受験者への特例として、2次試験結果が「A」で、29年度に国公私立の学校で常勤または非常勤の教職員として勤務する者の1次試験全て免除します。また、29年度に島根県の公立学校で常勤又は非常勤の教職員として勤務する者の1次試験一部を免除します。
▽特定地域の教育に従事する教員を募集しています。
▽小学校で、算数・理科指導のリーダー的役割を担う教員を募集しています。
▽中学校で、特別支援教育を担当する教員を募集しています。
▽28年ぶりに、高校特別体育専任教員(フェンシング)を募集しています。
▽選考にあたり考慮する事項として、(1)小学校は、英検2級以上、TOEFLiBT42点以上、TOEIC550点以上のいずれか(2)中学校・高校・特別支援(中・高等部)の英語は、英検準1級以上、TOEFLiBT80点以上、TOEIC785点以上のいずれか――とします。
▽複数免許所有者(中学校)、「情報」免許所有者(高等学校)などへの選考考慮は継続します。
▽大学院生(平成30年進学を含む)は、合格後最大2年間、合格資格を保持できます。
【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
4月下旬から5月上旬にかけて、県内と県外で実施します。県内は、松江・出雲・浜田・益田・隠岐、の5カ所。県外は、東京・大阪・名古屋・広島・岡山・福岡で実施。中国・四国・近畿・九州地区の各大学(約30大学)でも実施を予定。
《受験案内・願書》
実施要項、願書配布は4月21日、出願期間は5月上旬~下旬
《選考日程》
▽1次試験=7月16日
▽2次試験=8月26日~9月2日
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定ですが、概ね前年並みになる予定です。(29年度は、小学校100人、中学校45人、高校28人、特別支援20人、養護20人、栄養2人、障がいのある方を対象とした選考3人)

【5.人物試験の評価観点】

前年の小論文試験では、構成力、論理性、表現・記述、発想という観点で評価し、面接試験では、教職への熱意、社会性・協調性、思考力・表現力、人柄・態度という観点で評価しました。

【6.受験者へメッセージ】

島根県の教員には、教科指導等に必要な専門的知識・技能はもとより、児童生徒に対する教育者としての深い愛情や教職に対する情熱、強い使命感を求めています。
そういった資質や能力を身につけるためには、個人の殻に閉じこもることなく積極的に社会活動等に参加し、多くの人とのコミュニケーションを通して多様な価値観にふれたり、読書に取り組んだりするなど、さまざまな体験の中で自らの感性を磨いていくことが大切だと考えます。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(364人、100人、3.6倍)
▽中学校(305人、46人、6.6倍)
▽高校(346人、28人、12.4倍)
▽特別支援(76人、20人、3.8倍)
▽養護(86人、20人、4.3倍)
▽栄養(27人、2人、13.5倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽一般・教職教養(100点)、専門教養Ⅰ(100点)、専門教養Ⅱ(100点)
《2次試験》
▽小論文(40点)、実技試験(50点)、面接・模擬授業等(49点※) ※養護は56点

合格基準点は公表していません。

【9.論文課題】

小論文の課題内容については、県内の各県政情報コーナーと県立図書館において閲覧することが可能です。詳細は学校企画課のホームページをご覧ください。指定字数は800字以内です。

【10.面接試験の実施方法】

公表していません。

[/vc_tab][vc_tab title=”岡山県” tab_id=”1489562515200-2-5″]
岡山県教育委員会
教職員課長 平賀 和治

 

【1.求める教師像】

岡山県では、(1)岡山県の教育課題を深く理解し、果敢に立ち向かうことのできる教員(2)強い使命感と情熱、高い倫理観、豊かな教育的愛情を持った教員(3)多様な経験を積む中で協働して課題解決に当たるなど、生涯にわたって学び続ける教員――を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

県内会場に加え、香川県高松会場でも第1次試験を実施することで、幅広く人材を求めます。ただし、県外会場は小学校、小学校(理数枠)、小学校(英語枠)、小学校(地域枠)、特別支援等の区分で、岡山県外に現住所を有する方のみ出願可能とします。「英語の資格所有者」や「理数系教員養成拠点構築プログラムを修了した者(修了見込み含む)」を対象とした特別選考など、多様な特別選考を設けており、専門性の高い優れた人材を求めます。

《主な変更点》
▽小学校・特別支援の1次試験を、県内・県外会場とも、7月8・9日の2日間で実施
▽「英検準1級以上等取得者」を選考に当たって考慮する事項に追加
▽英語を母語とする者を対象とした特別選考を新設
【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
4月中旬~4月下旬を予定
《受験案内・願書》
願書配布及び受付は4月中旬~5月下旬
《選考日程》
▽1次試験=7月8、9、15、16日
▽2次試験=8月19~23日
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校210人、中学校125人、高校70人、特別支援40人、養護20人、栄養2人)
【5.人物試験の評価観点】
前年の小論文試験では、「テーマの把握」「具体性」「論旨の妥当性」「表記・表現」の観点から評価しています。面接試験では、「発言の明確さ、的確さ」「使命感、意欲的態度」「誠実さ、社会性、協調性」等の観点から評価しました。

【6.受験者へメッセージ】

「教育は人なり」と言われるように、確かな指導力と豊かな人間性をもって、われわれとともに、子供たちの成長を支え、導くことのできる方をお待ちしています。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(725人、210人、3.5倍)
▽中学校(675人、125人、5.4倍)
▽高校(750人、70人、10.7倍)
▽特別支援(169人、40人、4.2倍)
▽養護(159人、20人、8.0倍)
▽栄養(56人、2人、28.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽教職教養(100点)、教科専門(100点)、特別支援教育に関する専門試験(100点)、養護に関する専門試験(100点)、食育及び学校給食に関する専門試験(100点)、個人面接(10段階)、特別面接(18段階)
《2次試験》
▽グループワーク(15段階)、個人面接(12段階)、模擬授業(模擬場面指導)・口頭試問(12段階)、実技(小・体育)(36段階)、実技(中・体育)(72段階)、実技(高・体育)(60段階)、実技(小・音楽)(12段階)、実技(中高・音楽)(36段階)、実技(中高・美術)(24段階)、実技(中高・家庭)(24段階)、小論文(20段階)
【9.論文課題】

小論文の課題内容については、岡山県教育庁教職員課で閲覧することが可能です。指定字数は800字以内です。

【10.面接試験の実施方法】

過去3年分の集団面接題(28年はグループワークのテーマ)については、岡山県教育庁教職員課で閲覧することが可能です。

[/vc_tab][vc_tab title=”岡山市” tab_id=”1489562518863-5-0″]
岡山市教育委員会
教職員課長 奥橋 健介

 

【1.求める教師像】

岡山市では、「自立に向かって成長する子ども」の育成を推進する教員を求める教師像とし、具体的な資質・能力として、(1)教職に対する情熱(2)専門家としての力量(3)総合的な人間力――の3点を掲げています。

【2.選考の特徴・主な変更点】
岡山市の教員採用の特色は以下のとおりです。
▽受験区分として「小中連携推進」を設けています。
▽試験内容として「集団活動」を実施しています。
▽特別選考として、「講師経験者を対象とした特別選考」「理科教育推進の特別選考」「スポーツ特別選考」設けており、経験豊かな人材を幅広く求めています。
【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
4月下旬~5月中旬予定
《受験案内・願書》
願書配付および受付は4月下旬~5月中旬
《選考日程》
▽1次試験=7月8日、15~17日
▽2次試験=8月19~24日
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校90人、小中連携推進15人、中学校50人、養護6人)

【5.人物試験の評価観点】

平成30年度選考については4月に公表予定です。前年は、下記の観点で評価を行いました。

《集団活動》 「コミュニケーション能力」「社会性、協調性」「主体性」等
《個人面接》 「コミュニケーション能力」「意欲的態度、使命感」「教育的愛情、向上心」「社会性、協調性」等
【6.受験者へメッセージ】

岡山市では、「岡山っ子育成条例」を基盤とし、市民協働で「自立に向かって成長する子ども」を育てることを目指しています。そのために、「教職に対する情熱」、「専門家としての力量」、「総合的な人間力」の3つの資質・能力を兼ね備えた教員を求めています。
教師として必要な基礎的な知識・技能を習得していただきたいのは、もちろんですが、教育の現場で実際に子どもと関わったり、ボランティア活動等に参加したり、様々な経験を通して、ご自身の人間力を磨いていっていただきたと思います。
子どもへの愛情をもち、自らも成長していくことができる方を岡山市は待っています。「自立に向かって成長する子ども」を共に育てていきましょう。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(284人、90人、3.2倍)
▽小中連携推進(48人、15人、3.2倍)
▽中学校(257人、50人、5.1倍)
▽養護(46人、6人、7.7倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽総合教養試験(100点)、集団活動(12段階)
《2次試験》
▽教科専門試験(100点)、養護に関する専門試験(100点)、個人面接(12段階)、模擬授業(模擬場面指導)・口頭試問(12段階)、実技(小・体育)(36段階)、実技(中・体育)(108段階)、実技(小・音楽)(12段階)、実技(中・音楽)(24段階)、実技(中・美術)(24段階)、実技(中・技術)(24段階)、実技(中・家庭)(24段階)
【9.論文課題】

論文試験を実施していません。

【10.面接試験の実施方法】

1次試験で集団活動、2次試験で個人面接を実施しました。

[/vc_tab][vc_tab title=”広島県・広島市” tab_id=”1489562519665-6-10″]
広島県・広島市教育委員会
(県)教職員課長 福嶋 一彦

 

【1.求める教師像】

広島県では、求められる教職員像を定め、教職員の人材育成等に取り組んでいます。教職員には、(1)高い倫理観と豊かな人間性(2)子供に対する教育的愛情と教育に対する使命感(3)専門性を発揮し、的確に職務を遂行できること(4)社会や子供の変化に柔軟に対応できること(5)確かな授業力(6)豊かなコミュニケーション能力(7)新たなものに積極的に挑戦する意欲(8)他の教職員と連携・協働し、組織的に職務を遂行できること――が求められると考えています。
広島市では、(1)教職に対する強い責任感(2)自主的に学び続ける力(3)深い教育的な愛情(4)確かな専門的知識(5)確実に実践できる力(6)新たな学びの実践的指導力(7)豊かな人間性や社会性(8)高いコミュニケーション能力(9)チームで対応できる力――が求められると考えています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

30年度採用の選考については、現時点では未定です。詳細について、29年4月中旬に公表予定です。29年度採用の選考では、(1)栄養教諭の募集(2)1次試験免除要件の一部廃止――などを実施しました。

【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
4月15日(広島市東区民文化センター)、4月18日(京都テルサ、福岡県立ももち文化センター)、4月19日(岡山市民会館、愛媛大学)、4月20日(広島大学)、4月21日(徳島文理大学、広島県三次庁舎)、4月22日(兵庫県中央労働センター)、4月23日(柏原市立市民プラザ、墨田区すみだ生涯学習センター)、4月25日(島根大学)、4月26日(山口大学)、4月28日(大阪市立青少年センター、名古屋市中生涯学習センター)、4月30日(尾道市しまなみ交流館)
《受験案内・願書》
願書受付は4月17日~5月17日
《選考日程》
▽1次試験=7月15日
▽2次試験=8月18~20日
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校450人、中学校215人、高校120人、特別支援85人、養護50人、栄養6人)※広島県と広島市の合計

【5.人物試験の評価観点】

広島県・広島市が策定、公表している「求められる教職員像」を踏まえ、物事を的確に理解・判断し、自分の考えを分かりやすく説明する力、生徒指導や教科指導の力量、児童生徒に対する愛情、教育に対する熱意等を多角的に評価しています。

【6.受験者へメッセージ】

広島県・広島市では,それぞれ「求められる教職員像」を明らかにし、教職員の人材育成に取り組むとともに、これを踏まえて自らの資質能力を高めていくことのできる教員を求めています。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(903人、491人、2.1倍)
▽中学校(904人、213人、4.6倍)
▽高校(979人、124人、8.5倍)
▽特別支援(180人、82人、2.5倍)
▽養護(170人、50人、3.5倍)
▽栄養(48人、6人、8.0倍)

 

【8.試験内容・配点】

試験内容、配点又は主な評価項目については、次のとおりです。

《1次試験 一般選考》
▽教職に関する専門教育科目=教育原理、教育法規等に関する専門的内容についての筆記(配点100点)
▽教科に関する専門教育科目=受験教科に関する専門的内容についての筆記(配点200点)
▽グループワーク=当日提示する課題について、小グループで活動を実施します。主に、①コミュニケーション能力②協調性③柔軟性――を評価項目としています。
【9.論文課題】

論文試験は実施していません。

【10.面接試験の実施方法】
▽面接は、受験者1人につき個人面接を2回実施しました。特に定まった質問はありませんが、次のことを評価できるよう面接を行っています。
①児童生徒に対する愛情、教育に対する熱意、意欲等を持っている
②自ら進んで事にあたり、より効果的に行おうとする意思がある
③組織の中で自己の役割を認識し、良好な人間関係を築くことができる
▽模擬授業は、小学校、中学校、高校、特別支援、栄養の受験者に対して実施しました。当日提示される資料に沿って、受験者が学習指導案を作成し、児童生徒を想定した授業を行いました。模擬授業の主な評価項目は、次のとおりです。
①児童生徒の考えを引き出す発問ができるなど十分な指導力を持っている
②児童生徒を引き付ける表情、動作ができるなど表現力が豊かである
③児童生徒に共感的、受容的な対応ができる
[/vc_tab][vc_tab title=”山口県” tab_id=”1489562516566-3-9″]
山口県教育委員会
教職員課長 古西 克己

 

【1.求める教師像】

山口県では、次のような先生を求めています。(1)豊かな人間性と人権尊重の精神を身につけた人(2)強い使命感と倫理観をもち続けることができる人(3)児童生徒を共感的に理解し、深い教育的愛情をもっている人(4)幅広い教養と専門的知識、技能をもっている人(5)豊かな社会性をもち、幅広いコミュニケーションができる人(6)常に自己研鑽に努める意欲とチャレンジ精神のある人。

【2.選考の特徴・主な変更点】

山口県では、一般選考に加え、(1)教職大学院修了見込者(2)社会人(3)スポーツ・芸術に係る人(4)山口県教師力向上プログラムに係る人(5)博士号取得者(6)身体障害者――を対象とした特別選考を実施します。また、1次試験において集団面接を、2次試験において個人と集団面接を行うなど、より人物を重視した選考を行っています。試験は山口会場と東京会場(1次試験のみ)で実施し、東京会場においては、小学校、中学校および高校の一部教科の試験を実施します。
《主な変更点》
▽教職大学院修了見込者特別選考の新設

【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
5月12~5月21日(福岡、広島、岡山、大阪、東京で実施するほか、山口大学、山口県立大学、山口学芸大学、福岡教育大学、広島大学、その他県内4会場)
《受験案内・願書》
要項発表は5月11日、出願書類受付は5月12日~6月2日
《選考日程》
1次試験=7月15・16日
2次試験=8月19~22日
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校207人、中学校100人、高校65人、特別支援12人、養護22人、栄養2人)

【5.人物試験の評価観点】

5月11日に発表する実施要項で発表します。29年度の試験項目ごとの評価の視点は以下のとおりです。

《1次試験 集団面接》 表現力、判断力、社会性、積極性、協調性等
《2次試験 個人・集団面接・小論文》
教育的愛情、教育に対する情熱・意欲、教育観、人権意識、倫理観、表現力、創造力、指導力、社会性、積極性、協調性等
【6.受験者へメッセージ】

「教育は人なり」といわれるように、学校教育の成否は、その直接の担い手である教員の資質能力に負うところが極めて大きいことから、山口県では、教員の仕事に対する強い情熱と、教育の専門家としての確かな力量、豊かな人間性や社会性、対人関係能力などの総合的な人間力を備えた人材を求めています。
専門的な力量を高めることはもちろんですが、「山口県が求める教師像」に示すような教員として必要な資質能力に加え、子どもを引きつけ、導いていく人間的魅力を高めてください。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(492人、207人、2.4倍)
▽中学校(453人、100人、4.5倍)
▽高校(430人、63人、6.8倍)
▽特別支援(57人、14人、4.1倍)
▽養護(97人、23人、4.2倍)
▽栄養(24人、2人、12.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽教職専門、特別支援教育専門、教科専門、実技、集団面接
《2次試験》
▽個人面接、集団面接、小論文、実技
教職専門、特別支援教育専門、教科専門については、持ち帰り可能な試験問題用紙に配点を記載しています。
教職専門(50点)、特別支援教育専門(30点)、教科専門(小130点、中(技・家)135点、中(音・美・体)90点、中(英)110点、中(その他)175点、高(家)155点、高(体・音・美・書)105点、高(英)130点、高(その他)200点、養教120点、栄教120点)

なお、不合格者全員に対して、1次及び2次試験の選考結果を総合評価ランクで文書通知していますが、教職専門、特別支援教育専門、教科専門を含めた試験項目ごとの評価ランクを併せて通知しています。
詳細については、1次試験において、不合格者全員にA~Eまでの5段階に区分した総合評価ランクに加え、各試験の得点率により高得点からa~eまでの5段階に区分した試験項目ごとの評価ランクを通知します。
また、2次試験において、不合格者全員にA~Dまでの4段階に区分した総合評価ランクに加え、各試験の得点率により高得点からa~cまでの3段階に区分した試験項目ごとの評価ランク及び1次試験の各試験の得点率により高得点からa~eまでの5段階に区分した試験項目ごとの評価ランクを通知します。

【9.論文課題】

論文課題では、評価の視点に示す、教育的愛情、教育に対する情熱・意欲、教育観、人権意識、倫理観、表現力、創造力、指導力、社会性、積極性、協調性等に基づき課題内容を設定しています。小論文の課題は以下のとおりです。

▽いじめは子どもたちの心身に重大な影響を及ぼす深刻な問題です。あなたは、いじめについてどのように考えますか。また、あなたは、教員として、いじめの防止・根絶のため、日頃の教育活動において、どのように取り組んでいきますか。子どもたちに育みたい能力や態度等を踏まえ、具体的に書いてください。

【10.面接試験の実施方法】

以下の評価の視点に基づき質問内容を設定しています。

《1次試験》
▽集団面接(討議)=表現力、判断力、社会性、積極性、協調性等
▽集団面接(討議)の課題=人権尊重の意識を高めていくことが大切であると言われている中で、私たちはどのようなことに心がけたらよいか、みなさんで話し合ってください。等
《2次試験》
▽個人面接、集団面接(模擬授業・討議)=教育的愛情、教育に対する情熱・意欲、教育観、人権意識、倫理観、表現力、創造力、指導力、社会性、積極性、協調性等
▽集団面接(模擬授業・討議)=主題は「努力することの大切さ」等。課題は「このグループで協力して、小学校5年生(中学校2年生、高校2年生)の子どもたちに、『努力することの大切さ』について考えを深めさせる1時間の授業を立案することとします。どのような授業にするか討議してください」等
▽集団面接(模擬授業・討議)=主題は「バランスのとれた食事の大切さ」等。課題は「このグループで協力して、中学校2年生の子どもたちに、『バランスのとれた食事の大切さ』について考えを深めさせる1時間の授業を立案することとします。どのような授業にするか討議してください」等。

※養護・栄養の受験者のみ

[/vc_tab][/vc_tabs]