担当課長に聞く 平成30年度教員採用選考の動向【中部】

本紙は、平成30年度公立学校教員採用選考(今夏実施)の動向を探るため、都道府県・指定都市教育委員会の採用選考担当課長に書面インタビューを行いました。

今号は、東日本(北海道、東北、関東、中部)の全回答を掲載します。西日本(近畿、中国、四国、九州)地域は次号(4月10日号)に掲載を予定しています。

(回答は3月中旬時点のものです、最終確認は各教育委員会の実施要項を参照ください)

【自治体を選択してください】

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新潟県教育委員会
義務教育課長 大野 雅人

 

【1.求める教師像】

新潟県の求める教師は、(1)郷土を愛し、未来を切り拓くキャリア教育を推進できる人(2)子どもに楽しくよく分かる授業をしようとする人(3)グローバル化に対応した教育を推進できる人(4)コミュニケーション能力に優れている人(5)子どもの学校生活を楽しくしてくれる活力のある人(6)子どもの心をよく分かろうとする温かみのある人(7)一人一人の子どもと真剣に向き合う人——です。

【2.選考の特徴・主な変更点】

30年度の採用選考に関する実施要項の主な変更点は未定です。なお、1次試験は主として学力等の基礎的資質を、2次試験は主として人物評価を行い、人間性や教員としての適格性をみます。詳細は3月下旬ごろにパンフレットおよびHPで発表します。

【3.30年度採用選考の日程等】

現在のところ未定です。(例年、要項配付・願書受付は4月下旬から5月中旬。1次試験は7月上旬。2次試験は8月中・下旬に実施)。なお、教育委員会主催の説明会は行いません。

【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校140人、中学校65人、高校30人、特別支援16人、養護10人、栄養1人)

【5.人物試験の評価観点】

面接では、コミュニケーション能力、児童生徒に対する愛情、教育者としての使命感や将来性、教科に関する専門的な知識や技能、授業や生徒指導に関する基本的構えや資質、心身の健康と活力、豊かな人間性や幅広い教養、積極的に人と関わり豊かな人間関係を築こうとする姿勢などの観点から評価をしています。

【6.受験者へメッセージ】

新潟県では、基本理念である「個を伸ばす教育」を進める中で、未来を切り拓き、これからの県の発展に参画できる人材を育成するため、「ふるさとへの愛着と誇りを胸に、粘り強く挑戦し未来を切り拓く、たくましいひとづくり」を目指しています。新潟県は南北に長く、長い海岸線もあれば、風光明媚な山間部もあります。また、佐渡島や粟島もあります。豊かな自然に囲まれた新潟県の各地では、地域の自然や風土を生かし、地域に根ざした豊かな教育活動が展開されています。
教員採用後には、配置された地域にどっぷりと浸り、地域のよさや地域住民の願いをしっかりと受け止め、それぞれの地域で教師としての力量をじっくりと高めてほしいと願っています。そのための地域採用枠もあります。ぜひ、新潟県の教育の目指す姿を理解した上で、今まで以上に人間としての魅力や教師としての資質を磨いていってほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(449人、140人、3.2倍)
▽中学校(523人、66人、7.9倍)
▽高校(396人、28人、14.1倍)
▽特別支援(56人、15人、3.7倍)
▽養護(97人、15人、6.5倍)
▽栄養(27人、1人、27.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽小・中・高・特支・養護・栄養=筆答I(50点)、筆答II(200点)、論文(50点)
▽中・高のうち実技を課す教科=筆答I(50点)、筆答II(100点)、実技(100点)、論文(50点)
《2次試験》
▽小学校=個人面接I(30点)、個人面接II(50点)、実技(20点)
▽中学校=個人面接I(30点)、個人面接II(50点)
▽高校=個人面接I(30点)、個人面接II(50点)
▽特別支援=個人面接I(30点)、個人面接II(50点)、実技(20点)
▽養護=個人面接I(30点)、個人面接II(50点)
▽栄養=個人面接I(30点)、個人面接II(50点)
【9.論文課題】
▽小・中・高・栄養
国や県の動向の捉えとそれを踏まえた具体的な指導について、受検者の考えを問うものでした。(800字)
▽特支、養護
具体的な条件や場面を想定した中での指導について、受検者の考えを問うものでした。(800字)
【10.面接試験の実施方法】
▽個人面接I=模擬授業および場面指導を実施しました。主に教科指導・生徒指導に関する基本的構えや指導力に関する内容を質問しました。なお、模擬授業の課題分野は7月下旬にHPで公開しました。
▽個人面接II=「受検願書」「自己申告カード」などの記載内容を参考にしながら、児童生徒に対する愛情、教育者としての使命感や将来性、心身の健康と活力、人間性や幅広い教養、児童生徒はもとより保護者や地域の人々と豊かな人間関係を築ける能力などの観点から質問しました。
[/vc_tab][vc_tab title=”新潟市” tab_id=”1489564253305-3-6″]
新潟市教育委員会
教職員課長 吉田 隆

 

【1.求める教師像】

新潟市では、「学力・体力に自信をもち、世界と共に生きる心豊かな子ども」の育成を目指した教育を推進するために、(1)授業力・組織マネジメント力・人間力、を備え、市民感覚に富んだ教師(2)子どもたちのよき理解者として、また、健やかな成長を促す支援者として、保護者や地域の人たちから信頼される魅力ある教師——を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

人間力を重視した検査を実施しています。1次試験の個人面接、第2次検査の個人面接、集団面接を実施しています。新潟市が求める教師への素養・素地を見極め、活躍できる人材の発掘を目指していきます。
次年度の変更点ではありませんが、29年度採用の選考試験より高校教諭を「中高共通」で募集するという大きな変更点がありました。このことを確実に周知していきたいと考えています。

【3.30年度採用選考の日程等】

現在のところ未定です。(例年、受検案内配付・願書受付は4月下旬から5月中旬。1次試験は7月上旬、2次試験は8月中〜下旬に実施)。なお、ガイダンスは、県内の各大学等の依頼で実施しています。

【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校55人、中学・高校共通20人、特別支援5人、養護10人)

【5.人物試験の評価観点】

「人間力」を重視しますので、筆記検査だけでは分からない指導力や実践力、コミュニケーション能力、協調性などの「教師としての資質・能力」を、論文・面接を通して評価しています。

【6.受験者へメッセージ】

本市の教育計画である「新潟市教育ビジョン」では、多くの力を結集し、協働で取り組んでいこうという「学・社・民の融合による人・地域・学校づくり」の考え方を重視しています。そのためには、教育に対する情熱と使命感、専門的知識・技能等をもち、優れた人権感覚と豊かな人間性を備えた教師となれるよう自己研さんを積んでほしいと思います。29年度採用より、本市では中高共通枠で高校教員を独自採用しています。幼稚園から高校までの一貫性ある新潟市の教育を推進できる優秀な人材を求めています。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(175人、56人、3.1倍)
▽中高共通(126人、21人、6.0倍)
▽特別支援(20人、6人、3.3倍)
▽養護(41人、10人、4.1倍)
【8.試験内容・配点】

各検査の配点は下記のとおりです。なお、合格基準点はありません。

《1次試験》
▽一般選考・特別選考I=筆記I(50点)、筆記II(200点)中・高共通 音楽・保健体育・技術・家庭(100点)、論文(60点)、実技(100点)、個人面接(50点)
▽特別選考II・III=論文(60点)、実技(100点)、個人面接50点、特別選考面接(10点)
▽特別選考IV=論文(60点)、実技(100点)、個人面接(50点)
※筆記I、筆記II、論文、実技、個人面接の合計点に基づき、提出書類の記載内容等も含めて審査を行い合否を判定します。筆記I、筆記II、論文、実技、個人面接において設定した基準に達しない人は不合格者とします。
《2次試験》
個人面接A(50点)、個人面接B(50点)、集団面接(50点)、実技(50点)、適性検査
※個人面接、集団活動、実技の合計点に基づき、提出書類の記載内容や1次試験結果等を勘案して審査を行い合否(登録)を判定します。個人面接、集団活動、実技において設定した基準に達しない人は不合格者とします。
【9.論文課題】
▽小・中高共通・特支・養護
学校が保護者や地域とともに社会を構成することを求められている今日にあって、学校教育に期待される子どもの成長の姿を語り、その姿実現のために何を取り組んでいこうとするかを受検者に問うものでした。(800字)
【10.面接試験の実施方法】
▽個人面接=1次試験で実施し、模擬授業を含みます。2次試験では個人面接A・個人面接Bの2度の面接があります。個人面接Aに場面指導を含みます。
▽集団面接=2次試験で実施しました。
[/vc_tab][vc_tab title=”富山県” tab_id=”1489564350289-11-10″]
富山県教育委員会
教職員課長 廣島 伸一

 

【1.求める教師像】

富山県が求める教員は、総合的な人間力を持ち、子どもが大好きで、あふれる情熱と慈しみの心を持って目の前の児童生徒と関わることができ、困難にへこたれない忍耐力や新しい課題にも果敢に取り組む積極性を持っている人です。

「元気とやま」の創造をめざす富山県では、たくましく生きる力を持った“富山の子ども”をはぐくむため、意欲と情熱のある人を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

30年度の採用選考に関する実施要項の変更点については、現在検討中です。

なお、富山県では一般選考と特別選考の2つの受検区分があります。一般選考では、前年度の検査において「補欠」となった方及び前年度または前々年度の2次試験を受検し、一定の講師経験がある方を対象に1次試験の一部免除を行っています。特別選考では、「社会人経験」「教職経験」「特定資格」「国際貢献」「スポーツ実績」「身体障害」の6つの受検区分があり、それぞれの条件を満たす方を対象に検査を実施しています。

また、大学院進学(修学継続)希望者で任用候補者名簿に登載された者が大学院での修学を希望する場合、専修免許状取得を条件に、任用候補者名簿登載期間を延長しています。

さらに、一般選考の「加点制度」では、特別支援学校教諭免許、英語の中学校・高校教諭免許及び英語に関する資格(実用英語検定準1級以上等)を有する志願者に対して、1次試験の総合点(250点満点)に加点を行います。

【3.30年度採用選考の日程等】

現在のところ未定です。(29年度は、願書配布は5月9日から、願書受付は5月16〜31日、1次試験7月23・24日、2次試験8月20・21日に実施)

【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、全校種合計で300人)

【5.人物試験の評価観点】
《集団面接》 話し合いに対する貢献度、社会性、論理性、態度などを評価します。
《個人面接》 教職適性、人柄、態度などを評価します。
【6.受験者へメッセージ】

「富山県教育委員会重点施策」や「教委だより」(ともに本県のHPから入手可能)を読んでおいてください。また志願する種目(教科)の専門的知識に加えて、社会情勢やその問題点を、新聞などを通して学んでください。教員は児童生徒に大きな影響を与える存在です。「命の尊厳を常に自己に問いかけ、人に伝えることができる力」「人の喜びや悲しみに気づき共感する力」「絶えず自己を研鑽し、人格を築く力」など、日々「総合的な人間力」を育て、自分自身を高める努力をしてもらいたいと考えます。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(351人、149人、2.4倍)
▽中高共通(575人、131人、4.4倍)
▽特別支援A(33人、12人、2.8倍)
▽特別支援B(14人、3人、4.7倍)
▽養護(70人、14人、5.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽小、中高=教養I(60点)、専門(100点)、集団面接(90点)
▽中・高(音・美・書・保体)=教養I(60点)、専門(50点)、実技(50点)、集団面接(90点)
▽特別支援=教養I(60点)、専門(80点)、専門特支(20点)、集団面接(90点)
▽特別支援(音・美・書・保体)=教養I(60点)、専門(40点)、実技(40点)、専門特支(20点)、集団面接(90点)
※専門(専門特支を除く)、教養Iのいずれか1つでも基準点に達しない場合は、不合格とする。
《2次試験》
▽小・特別支援(小)=教養II(70点)、実技(20点)、集団面接(60点)、個人面接(150点)
▽上記以外の校種=教養II(90点)、集団面接(60点)、個人面接(150点)
【9.論文課題】
▽特別選考
「優しさと厳しさ」と題して、あなたの考えを、自分の経験をふまえて800字以内で述べなさい。
【10.面接試験の実施方法】
▽集団面接=当日与えられたテーマについて、討論を行う。面接委員3名、7〜8名で1グループ。面接時間30分。
▽個人面接(特別選考)=面接委員3名、面接時間10分。
▽個人面接(2次試験)=面接官3名、自己アピール・模擬授業を含めて25分の個人面接。
[/vc_tab][vc_tab title=”石川県” tab_id=”1489564383866-13-0″]
石川県教育委員会
教職員課長 杉中 達夫

 

【1.求める教師像】

石川県の求める教師像は、(1)児童生徒に対する教育的愛情を有する人(2)責任感と使命感を有する人(3)豊かな教養と専門的知識を有する人(4)広く豊かな体験を持ち、指導力・実践力を有する人(5)向上心を持ち、明るさ、積極性に富む人——です。

【2.選考の特徴・主な変更点】

現在のところ未定です。

【3.30年度採用選考の日程等】

現在、未定です。(29年度は、願書配布は4月28日、願書受付6月1日、筆記7月23日、実技7月24日、面接8月6・7日)

【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校155人、中学・高校150人、養護15人)

【5.人物試験の評価観点】

模擬授業では、指導の実際から、教員としての指導力を評価しています。また、個人面接では、教員志望の動機や教育に対する識見・意欲・情熱・態度等から、教員としての適格性を評価しています。

【6.受験者へメッセージ】

本県では「石川の教育振興基本計画」を策定し、基本理念「未来を拓く心豊かな人づくり」のもと、ふるさとに誇りを持ち、広い視野にたって社会に貢献する「知・徳・体」のバランスのとれた人間をはぐくむことをめざしています。さらに、学力調査の集計・分析を行い、本県児童生徒及び学校の現状と課題を明らかにした上で、学力向上の中長期的指針となる「いしかわ学びの指針12か条(学びの12か条+)」も教育委員会のHPに掲載されているので、石川県が目指している教育について、知っておいてほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(450人、155人、2.9倍)
▽中高共通(807人、150人、5.4倍)
▽養護(108人、15人、7.2倍)
▽栄養(11人、4人、2.8倍)
【8.試験内容・配点】
▽小学校=総合教養(50点)、教科専門(120点)、実技(30点)、個人面接(100点)、模擬授業(100点)
▽中・高(国・社・数)=総合教養(50点)、教科専門(150点)、個人面接(100点)、模擬授業(100点)
▽中・高(理・英)=総合教養(50点)、教科専門(120点)、実技(30点)、個人面接(100点)、模擬授業(100点)
▽中・高(音・美・保体・技・家・農・工・商・福)=総合教養(50点)、教科専門(100点)、実技(50点)、個人面接(100点)、模擬授業(100点)
▽養護=総合教養(50点)、教科専門(100点)、実技(50点)、個人面接(100点)、模擬授業(100点)

※選考に当たっては、「石川県が求める教師像」にある、教師としての資質をバラ ンスよく備えている者を採用するため、必ずしも知識の量のみにとらわれず、教育者としての使命感、豊かな体験に裏打ちされた指導力などの人物評価を重視し、総合的な視点に立って判定を行います。

【9.論文課題】

実施していないが、総合教養に小論文(400字)を含んでいます。

【10.面接試験の実施方法】
▽模擬授業=所要時間10分間で実施。
▽個人面接=所要時間15分間で実施。模擬授業後に引き続き、個人面接を行いました。
[/vc_tab][vc_tab title=”福井県” tab_id=”1489564370809-12-1″]
福井県教育委員会
学校振興課長 岩本 明裕

 

【1.求める教師像】

福井県の求める教師像は、(1)校種・教科に関する高い専門的知識と技能を持った人(2)自分の目で見たり肌で感じたりして専門分野に偏らない幅広い教養を身につけ、自立した社会人としての良識を持った人(3)子どもたちはもとより、同僚や保護者、地域の方々とも円滑な人間関係を築き、課題に対して臨機応変に対応できる人(4)教育に対する情熱・使命感に燃え、常に学び続ける向上心や幅広い視野を持った人——の4点を掲げています。

【2.選考の特徴・主な変更点】
▽中学校・高校における国、社、数、理、英の5教科および、音、美、体、家を中高一括募集としています。
▽校種間で併願が可能です。(一部、併願不可のものあり)
▽すべての校種・教科に、英語資格による加点を行います。
▽中高国語、中高英語に、中国語資格による加点を行います。
【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
福井、東京、大阪、名古屋の4会場に加え、県内外の大学で5月に実施する予定です。
《受験案内・願書》
願書配付は5月中旬、願書受付は5月下旬〜6月上旬を予定。
《選考日程》
現在のところ未定ですが、昨年は1次試験が7月16・17日。2次試験が8月6〜10日でした。今年度も同じ頃になる予定です。
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。前年度並みを予定しています。

【5.人物試験の評価観点】

29年度採用選考の課題『中央教育審議会答申の、「これからの時代の教員に求められる資質能力」を読み、不易とされてきた資質能力、新たに求められる資質能力について論じる問題』の評価の観点です。
《小論文》
▽不易とされてきた資質能力について、的確に説明している。
▽新たな資質能力が求められる背景について、具体的にわかりやすく説明している。
▽教員としての資質能力を高めるための実践が具体的でわかりやく、実現可能で効果的な内容となっており、説得力がある。
▽文章全体を通して論調がまとまっており、説得力がある。
▽8割以上の字数で、段落構成もなされている。
▽原稿用紙を正しく使い、誤字・脱字がなく、適切な表現がなされている。
《個人面接》 誠実性、積極性などの人物所見、使命感や倫理観などの教員としての資質能力を評価。
《集団討論》 協調性、指導性、論理的思考力、柔軟性などについて評価。

【6.受験者へメッセージ】

教科の高い専門性、実践的指導力、社会性や倫理観とともに、幅広い視野、グローバル社会に対応した英語力など、教員としてこれから一層必要となる資質能力を身に付けておいてほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(381人、110人、3.5倍)
▽中学校(6人、2人、3.0倍)
▽中高一括(514人、95人、5.4倍)
▽高校(30人、6人、5.0倍)
▽特別支援(105人、20人、5.3倍)
▽養護(75人、15人、5.0倍)
▽栄養(32人、5人、6.4倍)
※「中学技術」「高校農業」「高校工業」「高校商業」「高校福祉」以外の中学校、高校については「中高一括」で実施しています。
【8.試験内容・配点】
《1次試験》 一般教養(100点)、教職専門(100点)、教科等専門(筆記・実技)(200点)
※「一般教養」と「教職専門」の両方が基準点に達した者を「教科等専門」200点満点の点数順に選考する。
※第1、第2希望のそれぞれについて合否を判定する。
《2次試験》 1次試験の教科等専門(200点)、面接(個人面接・集団討論)(250点)、小論文(50点)、適性検査
※校種・教科別に500点満点の点数順を基準に選考する。(集団討論・個人面接が基準点に達しない場合は不合格)
※第1、第2希望ともに合格基準にある場合は、第1希望を優先する。
【9.論文課題】

▽全員共通(一般選考)
次の文章は、平成27年12月に中央教育審議会が答申した「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について〜学び合い、高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて〜」の要約版の一部を抜粋・改編したものです。
(抜粋・改編)
2.これからの時代の教員に求められる資質能力
○これまで教員として不易とされてきた資質能力に加え、(a)自律的に学ぶ姿勢を持ち、時代の変化や自らのキャリアステージに応じて求められる資質能力を生涯にわたって高めていくことのできる力や、(b)情報を適切に収集し、選択し、活用する能力や知識を有機的に結びつけ構造化する力。
○(c)アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善に対応できる力量、(d)道徳教育の充実に対応できる力量、(e)小学校における外国語教育の早期化・教科化に対応できる力量、(f)ICTの活用に対応できる力量、(g)発達障害を含む特別な支援を必要とする児童生徒等への対応ができる力量。
○(h)「チーム学校」の考えの下、多様な専門性を持つ人材と効果的に連携・分担し、組織的・協働的に諸課題の解決に取り組む力。
(課題)
上記の資質能力について、次の3つの点に留意し、800字程度で論じなさい。なお、あなたの受験校種・教科(併願受験で2つとも1次試験を通過している場合は第1希望)を明記し、それに適した内容とすること。
1これまで教員として不易とされてきた資質能力とは何かを論じること。
2教員に新たに求められる資質能力について、(a)〜(h)から1つ選択し、それが求められるようになった背景について論じること。解答用紙に記入するときは、記号を用いて選択した資質能力を表すこと。(例:ICTの活用について → (f)について)
3不易とされてきた資質能力と新たな資質能力をあなた自身がどのように高めていくかを論じること。「不易」については1で記入したものについて論じること。新たな資質能力については、2で選択したものについて論じること。新たな資質能力については、解答用紙に記入するときは、記号を用いて選択した資質能力を表すこと。(例:ICTの活用について → (f)について )

【10.面接試験の実施方法】

面接は個人面接と集団討論の2種類です。実施方法等の詳細は公開しておりません。

[/vc_tab][vc_tab title=”山梨県” tab_id=”70c62344-a6c6-3″]
山梨県教育委員会
義務教育課長 青柳 達也

 

【1.求める教師像】

山梨県の求める教師像は、(1)豊かな人間性と幅広い視野を持った教師(2)教育に対する情熱と使命感がある教師(3)幅広い教養と専門的な知識・技能を持った教師——と定め、子どもたちや保護者と誠実に接し共に成長していける人材です。専門的な知識を持っていることはもちろん、人として教師として信頼されるよう人物本位の選考を行っています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

身体に障害をもっている人、英語の特別な資格をもっている人、スポーツ実績がある人、教職経験のある人を対象とした特別選考や社会人特別選考などがあることです。また、栄養教諭の選考も実施しています。なお、30年度採用の選考に関する変更点は、現在のところ未定です。

【3.30年度採用選考の日程等】

現在のところ未定です。(29年度は、願書配布5月上旬、願書受付6月1〜3日、1次試験7月10日に実施)

【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校113人、中学校64人、高校15人、特別支援20人、養護7人、栄養2人)

【5.人物試験の評価観点】
《小論文》 内容・構成・表記・分量・柔軟性・積極性・適格性を評価。
《面接》 発言内容・態度・的確な判断力・意欲・情熱をそれぞれ評価。
【6.受験者へメッセージ】

本県の教育を推進するための基本指針であり、「未来を拓く『やまなし』人づくり」を基本理念とする「新やまなしの教育振興プラン」は、目を通しておいてください。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(340人、113人、3.0倍)
▽中学校(334人、64人、5.2倍)
▽高校(227人、15人、15.1倍)
▽特別支援(64人、20人、3.2倍)
▽養護(50人、7人、7.1倍)
▽栄養(20人、2人、10.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》 筆答、実技(体育:小、特支小学部、中・高・特支中学部及び高等部保体。美術:中・特支中学部美術。音楽…中・高・特支中学部及び高等部音楽)
《2次試験》 適性検査、小論文、面接、集団討議、実技(英語:中・高・特支中学部及び高等部英語。音楽:小、特支小学部)
※配点はHPで公表しています。合格基準点については、公表していません。
【9.論文課題】

HP上の「各検査判定基準表」を参照してください。変更点については未定です。

【10.面接試験の実施方法】
▽個人面接=4対1の形式で約30分間実施します。
▽集団討議=6人1組程度の集団討論形式(模擬的授業も含む)で85分実施。

他は、HP上の「各検査判定基準表」を参照してください。質問内容については、公表していません。変更点については未定です。

[/vc_tab][vc_tab title=”長野県” tab_id=”cf08d484-6acb-10″]
長野県教育委員会
義務教育課長 三輪 晋一
高校教育課長 今井 義明

 

【1.求める教師像】

30年度採用の選考要項に掲載する内容は未定ですが、長野県の求める教師像として、(1)教育者としての使命感と責任感を持ち、社会人として規律を遵守する人(2)教育への情熱を持ち、真摯に子どもを理解しようとする人(3)豊かな人間性と広い視野、確かな人権意識を持ち、子どもや保護者の思いに共感できる人(4)同僚や保護者、地域の方々と協力し、共に汗を流し行動する人(5)創造性と積極性があり、常に向上し続けようとする、心身のたくましさを持っている人(6)幅広い教養と教科等の専門的な知識・技能を持ち、柔軟に対応することができる人——を大事にしています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

現在のところ未定です。

【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
現在のところ未定です。今年度並みに実施を予定しています。(平成28年度は、12月、2月、3月に首都圏学生向けに「銀座NAGANO」で実施済み。)
《受験案内・願書》
要項配布、受付開始は4月下旬を予定しています。(29年度は、要項配布4月22日、受付開始4月25日から)
《選考日程》
▽1次試験=未定。(例年、7月第2土日)
▽2次試験=未定。(例年、小・中・特別支援学校は8月18日頃から、高校は8月20日頃から1週間のうちの1日)
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校150人、中学校100人、特別支援45人、小・中養護16人、小・中栄養6人、高校87人、高校養護2人)

【5.人物試験の評価観点】
29年度採用選考では以下の観点で評価を行いました。
《小論文》 題意把握の的確さ、文章構成の工夫、論理的思考力、表記(誤字・脱字等)を評価。
《集団面接(小・中・特別支援)》 意欲、判断力、人間的魅力を評価。
《集団面接(高校)》 意欲、態度、人間性、柔軟性を評価。
【6.受験者へメッセージ】

教師は、子どもたちの成長にかかわることができる、やりがいのある仕事です。子どもたちを伸ばすのは、教師の専門性と人間性にかかっています。日頃から教師としての専門的な知識や技能を習得していくことはもちろんですが、一人の人として、人間的魅力も磨いてほしいと思います。本県の教員の使命・任務は、「子どもの命と安全を守り、夢や可能性を育む」「専門性を磨き、人間力を高めるために学び続ける」です。これらのことを十分に理解し、ぜひ、長野県の教師を目指してほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(750人、148人、5.1倍)
▽中学校(777人、99人、7.8倍)
▽高校(641人、87人、7.4倍)
▽特別支援(142人、45人、3.2倍)
▽小中養護(131人、16人、8.2倍)
▽小中栄養(38人、6人、6.3倍)
▽高校養護(14人、2人、7.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽小・中・特別支援=一般教養(60点)、専門教科(100点)、小論文と集団面接(5段階)
▽高校=一般教養(60点)、専門教科(120点)、小論文と集団面接(5段階)
《2次試験》
▽小・中・特別支援=個人面接(70点)、実技(30点)
▽高校=個人面接(5段階)
※合格基準点に係る情報は公表していません。
【9.論文課題】
▽小・中・特支
「どの子も伸ばす教師」とはどんな教師か、体験を踏まえて自分の考えを述べなさい。(800字以内)
▽高
「負」(800字以内)
【10.面接試験の実施方法】

公表していません。

[/vc_tab][vc_tab title=”岐阜県” tab_id=”1489564323978-9-8″]
岐阜県教育委員会
教職員課長 坂井 和裕

 

【1.求める教師像】

岐阜県の求める教師像は、(1)幅広い教養と高い専門性をもち、常に学び続ける教師(2)誰一人悲しい思いをさせない、愛情と使命感あふれる教師(3)指導方法を工夫し、児童生徒に確かな学力をつける教師——の3点を掲げています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

30年度採用の選考試験制度を一部変更予定です。本県教育委員会のHPで公表しています。実施要項の主な変更点は公表前ですので差し控えさせてください。特徴としては、多面的な評価の工夫により人物重視の採用を行っています。例えば、1・2次試験の面接では、学校関係者はもちろん、民間企業の人事担当者や臨床心理士などが面接官に関わり、人物を幅広い視野から評価しています。「教室で生きる実践的な力」を評価するために、小・中学校や養護・栄養の2次試験では実技やプレゼンテーション試験、グループワークを行っています。高校および特別支援学校の2次試験ではグループ討議を行っています。さらに、中学校や養護の実技では、中学生がボランティアで参加し、受験生は実際に中学生を相手に授業場面を想定した試験に取り組んでいます。

【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
5月初旬〜5月下旬に県内外の大学へ伺い、実施する予定です。
《受験案内・願書》
要項配付は5月8日頃から配付予定。
《選考日程》
▽1次選考=7月下旬頃
▽2次選考=8月中〜下旬頃
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校260人、中学校160人、高校110人、特別支援65人、養護25人、栄養若干名)

【5.人物試験の評価観点】
《小論文》 説得力のある指導の基盤となる「教育観・子ども観」および「それを表現する力」等を評価。
《面接》 教育観、社会性、論理性、快活さ、態度等を評価。
【6.受験者へメッセージ】

岐阜県が求める教師像に迫るために、まず、自分の専門性を十分に磨いてください。自分の専門性で子どもたちを引きつけることができるよう、専門的な知識や技能を身に付けてほしいと思います。
また、子どもたちを引きつける魅力ある教師となることができるよう、運動や旅行、ボランティア活動などさまざまなことを経験し、人や芸術、文化等との関わりを通して、明るく豊かな人間性とたくましさを兼ね備えた人物であることを望みます。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(737人、260人、2.8倍)
▽中学校(586人、160人、3.7倍)
▽高校(674人、116人、5.8倍)
▽特別支援(286人、65人、4.4倍)
▽養護(154人、25人、6.2倍)
▽栄養(34人、3人、11.3倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽小・中・養護・栄養=筆記(300点)、集団面接(200点)
▽高校=筆記(300点)、集団面接(150点)
▽特別支援=筆記(300点)、集団面接(150点)
《2次試験》
▽小・中・養護・栄養=論文(100点)、論述(50点)、グループワーク(150点)、個人面接(300点)、実技(300点)、プレゼンテーション(100点)
▽高校=論文(200点)、グループ討議(150点)、個人面接(300点)、実技・記述(400点)
▽特別支援=論文(200点)、グループ討議(150点)、個人面接(300点)
※なお、合格基準点は設定していません。
【9.論文課題】
▽小・中・養護・栄養(800字)
「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査(文部科学省)」によると、平成26年度の岐阜県公立小・中学校における不登校児童生徒数は2432人と、前年度に比べて132人増加しています。
また、不登校児童生徒数の内訳をみると、前年度から不登校状態が継続している児童生徒数よりも、当該年度から新たに不登校に至った児童生徒数の方が多く、学校では、「不登校の未然防止」に向けての対応が求められています。このことを踏まえ、志望する校種等において、どのように取り組んでいくか、述べなさい。
▽高・特支(800字)
高校あるいは特別支援学校において、キャリア教育を進めていく際に留意することは何か、あなたの考えを具体的に述べなさい。
なお、志願する校種におけるキャリア教育について述べること。
【10.面接試験の実施方法】

面接試験では、教師としての適格性や将来性をみるための観点をもっています。詳しくは岐阜県教育委員会HPにて「選考の概要」をご参照ください。

[/vc_tab][vc_tab title=”静岡県” tab_id=”1489564261344-4-10″]
静岡県教育委員会
義務教育課長 林 剛史
高校教育課長 渋谷 浩史
特別支援教育課長 山崎※ 勝之

※「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記

 

【1.求める教師像】

静岡県では、個人として自立し、人との関わり合いを大切にしながら、よりよい社会づくりに参画し行動する『有徳の人』の育成を目指しています。この『有徳の人』の育成に向けて、(1)教育者としての使命感(2)人間の成長・発達についての深い理解(3)児童・生徒に対する教育的愛情(4)教科等に関する専門的知識(5)広く豊かな教養——を備えた実践的指導力をもつ「頼もしい教員」を求めています。自らの職務に誇りと気概を持ち、日々の教育活動の中で、子供の成長に喜びを感じ、子供とともに自ら成長していくことができる教師を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】
《特徴》
1・2次試験とも面接を実施し、人物重視の選考を行っています。また、教育現場の実態や今後の学校教育の方向を見据え、教職経験者、博士号取得者、国際貢献活動経験者、民間企業・医療機関等の勤務経験者、身体障害者を対象とした特別選考や、ポルトガル語・スペイン語が堪能な者を対象にした選考、大学院修士課程の特例などの特色のある募集を行っています。
《主な変更点》
▽加点条件を拡大します。高い英語能力をもつ方、特別支援学校教諭免許状を所有する方(見込み含)、複数の普通免許状を所有する方(見込み含)に加えて、司書教諭の資格、ポルトガル語・スペイン語に関する資格等所有している方を対象に、1次試験の結果に加点します。
▽高校の試験科目では、「水産(機関)」にかえて「水産(水産一般)」を実施します。また、新たに「芸術(音楽・書道)」を実施します。
▽教職経験者を対象とした選考において、要項記載の条件を満たす場合は、1次試験を面接のみとします。
【3.30年度採用選考の日程等】
《受験案内・願書》
願書配布は4月3日から、願書受付は4月14日〜5月2日まで。なお、本県教育委員会として説明会は予定していません。県内外の各大学等からの要請に応じて実施します。
《選考日程》
▽1次試験=7月8、9日
▽2次試験=8月17〜19日
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校230人、中学校140人、高校140人、特別支援130人、養護18人)

【5.人物試験の評価観点】

求める教師像に照らし、教育者としての使命感、人間の成長・発達についての深い理解、児童・生徒に対する教育的愛情、広く豊かな教養、およびそれらを基盤とした実践的な指導力を備えているかを、積極性、思考力・判断力、協調性・社会性、表現力・コミュニケーション力、態度などの観点から評価しています。

【6.受験者へメッセージ】

学生、既卒者ともに、子どもたちの成長に関わるという使命感・責任感を高めるとともに、子どもたちに対する教育的愛情を醸成してください。また、教員としての専門的知識や指導技術を身に付ける努力はもちろんですが、教育の現場で実際に子どもや教員と関わったり、旅行やアルバイト、ボランティア活動などの経験を通じてさまざまな立場の方々と触れ合ったりしてコミュニケーション力を高め、自らの視野を広げたり、人間的な魅力を磨いたりしてほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(717人、240人、3.0倍)
▽中学校(671人、138人、4.9倍)
▽高校(961人、141人、6.8倍)
▽特別支援(435人、130人、3.3倍)
▽養護(149人、18人、8.3倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
▽教職・一般教養:小・中・高校・特別支援・養護(50点)、教科専門・実技含む(100点)、面接(5段階)
※教職経験者、博士号を取得した者、国際貢献活動経験者を対象とした選考、身体障害者特別選考では、教職・一般教養に替えて課題作文(50点)を実施。また、教職経験者で条件に該当する者は、教職・一般教養試験免除。
《2次試験》
▽面接:小・中・養護(75点)、高校(100点)、特別支援(35点)
▽小論文:高校(10点)
▽実技:高校外国語(5段階)、高校家庭(100点)、特別支援教育専門(100点)
※それぞれの項目毎に、審査対象者とする最低基準はあるが、合格基準点はない。
【9.論文課題】
《課題作文》
▽小学校・中学校(教職経験者)
「平成26年度静岡県人権教育の手引き」の内容を踏まえ、子どもたちの人権意識を高めるために大切にしたいこと、日々の授業で取り組みたいことを教職経験に基づいて具体的に記述する。(601字以上800字以内)
▽養護(教職経験者)
「学校給食における食物アレルギー対応方針(H27、3 文部科学省)」の内容を踏まえ、養護教諭として児童生徒が給食時間を安全に、かつ、楽しん過ごせるようにするために大切だと思うこと及び、食物アレルギーの緊急時対応についてどのような校内研修を企画するか、教職経験に基づいて具体的に記述する。(601字以上800字以内)
▽高校(教職経験者)
高校生のコミュニケーション能力の育成が重要とされる理由、生徒がその能力を身に付けていくために、具体的にどのような指導をするか、これまでの教職経験を踏まえて記述する。(800字以内)
▽特別支援(教職経験者)
障害者の権利に関する条約第24条で示されている内容を踏まえ、学校生活(授業場面を含む)において、一人一人の子どもの持つ力を発揮できるようにするために考えられる「合理的配慮」と、その提供による効果(幼児児童生徒の姿)を、異なる2つの具体例を記述する。(601字以上800字以内)
▽高校(博士号取得者)
「理科好きの生徒」を育成するために必要だと思うこと、そのような生徒を育成するために、理科の授業において具体的にどのような指導をするか、これまでの研究体験を踏まえて記述する。(800字以内)
▽高校(民間企業等の勤務経験者)
高校での学びは、社会とどのようにつながり、生かされていると考えるか、生徒がそのことを理解するために、具体的にどのような指導をするか、これまでの民間企業等での勤務経験を踏まえて記述する。(800字以内)
▽高校(医療機関等の勤務経験者)
高校生に認識させたい「人間の尊厳」とは何か、生徒がそれを認識するために、具体的にどのような指導をするか、これまでの医療機関等の勤務経験を踏まえて記述する。(800字)
▽小・中・高校・特別支援・養護(国際貢献活動経験者)
国際貢献活動の経験を基に、子どもたちが異なる文化的背景を持った人々と共に生きていくために最も大切だと思う資質・能力を理由とともに記述する。また、学級担任としてそのような資質・能力をどのように育んでいくか具体的に記述する。(601字以上800字以内)
▽小・中・高校・特別支援・養護(身体障害者)
「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について〜学び合い、高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて〜(H27.12.21 中教審答申)」の内容、「平成28年度初任者研修資料(静岡県教育委員会発行)」の内容及びこれまでの自身の経験、強み等を踏まえ、学級経営で最も大切にしたいこと、取り組みたいことを具体的に記述する。(601字以上800字以内)
《小論文》
▽2次試験の高校
将来、積極的に社会に参画する生徒をはぐくむために、教員には何が求められていると考えるか、具体的に記述する。(800字以内)
【10.面接試験の実施方法】
▽個人面接(小・中・養護の1次試験)
面接形式は3対1、所要時間10分、主な質問内容は「あなたが、教員を志した理由は何ですか」「静岡県を受験した理由は何ですか」など。
▽集団討論(小・中・養護の2次試験)
面接形式8人程度のグループ、所要時間45分、平成29年度のテーマは「これからの社会を生きる子どものために、小学校に新しい教科等をつくるとしたら、どのようなものをつくりたいか」(小学校)、「部活動のよさと課題について整理し、今後の部活動の在り方について3つ提案してください」(中学校)、「子どもの健康や体力の維持増進のための取り組みを校長や教頭に提案するとしたら、どのような取組を提案しますか」(養護)。
▽個人面接(小・中・養護の2次試験)
面接形式3対1、所要時間23分、主な質問内容は「あなたが理想とする授業はどんな授業ですか」「組織として行動するとき、あなたが一番大切にしたいことは何ですか」など。
▽個人面接(高校の1次試験)
面接形式3対1、所要時間5分、主な質問内容は「あなたが高校の教員になろうと決めた一番の動機は何ですか」など
▽集団討論(高校の2次試験)
面接形式7〜8人グループ、所要時間35分、選択テーマは「教員が働きやすい学校のあり方」「高校教育における部活動のあり方」など。
▽個人面接(高校の2次試験)
面接形式4〜5対1、所要時間25分、主な質問内容は「あなたは、教師の使命とはどのようなことだと考えていますか」「あなたはどのような教師になりたいと考えていますか」など。
▽個人面接(特別支援の1次試験)
面接形式3対1、所要時間10分、主な質問内容は「教員として必要な資質」「自分の苦手なこととその克服法」など。
▽個人面接(特別支援の2次試験)
面接形式2対1を2回、所要時間各12分、主な質問内容は「特別支援学校教員の魅力」「特別支援学校で働く上で想定される状況への対応」など。
▽集団討論(特別支援の2次試験)
面接形式6人グループ、所要時間35分、テーマに基づいて自由討論を行う。平成29年度のテーマは、学校が『地域に信頼される学校』となるために、どのような取組をしていったらよいでしょうか。話し合いを行い、最後にグループの意見として、まとめてください。
[/vc_tab][vc_tab title=”静岡市” tab_id=”1489564286953-5-6″]
静岡市教育委員会
教職員課長 仁藤 治

 

【1.求める教師像】

静岡市の求める教師像は、「優れた専門知識をもち、心身ともに健康で、豊かな人間性を兼ね備えた人」です。

【2.選考の特徴・主な変更点】

30年度採用の選考に関する変更点は、現在のところ検討中です。

専門的な知識や技能だけでなく、教育に対する熱意・使命感や子どもに対する深い愛情等、豊かな人間性を見取ることができるよう、人物重視の選考に努めています。

特徴としては、2次試験で、静岡市独自の試験項目「グループ活動」を取り入れていることです。グループ活動とは、与えられた課題の解決に向けて、グループで活動する受験者一人ひとりの様子を評価するものです。また、「しずおか教師塾」の卒塾者を対象とした「特別選考試験」を実施し、実践的な指導力を備えた人材の採用をめざしています。

【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
4月8日
《受験案内・願書》
願書配布は4月3日から、願書受付は4月14日から5月2日まで実施。
《選考日程》
▽特別選考=6月10日
▽1次試験=7月8・9日
▽2次試験=8月17・18日
【4.30年度採用の見込み数】

小学校、現在検討中(前年度は60人程度)、中学校、各教科若干名、養護、若干名です。

【5.人物試験の評価観点】

求める教師像「優れた専門知識をもち、心身ともに健康で、豊かな人間性を備えた人」に適うかどうかを評価します。具体的な視点は(1)教育に燃える熱意、使命感をもった教師(2)子どもに学ぶ楽しさを教える専門的な知識・技能をもった教師(3)子どもを包みこむ温かさ、優しさをもった教師(4)子どもに生き方を教えることができる教師(5)人とつながる人間関係調整力をもった教師——の5点です。

【6.受験者へメッセージ】

教員としての専門的な知識や技能を身に付けることはもちろんのこと、一人の人間として、自らの人間性を高めることに努めてほしいと思います。多くの子どもたちやさまざまな立場の人たちと交流を深めたり、ボランティア活動等に参加したりすることも有益だと考えます。また、静岡市の教育や静岡市の求める教師像についても理解を深めてほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(210人、65人、3.2倍)
▽中学校(152人、30人、5.1倍)
▽養護(20人、4人、5.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》 教職・一般教養(50点)または課題作文(50点)、教科専門(100点)、個人面接(60点)
《2次試験》 個人面接(60点)、グループ活動(120点)、実技・小学校のみ(20点)
※なお、合格基準点は、特に定めておりません。
【9.論文課題】
▽小学校・中学校(教職経験者)
子どもたちの人権感覚を高めるために大切にしたいこと、また、日々の授業の中で取り組んでいきたいこと。(601字以上800字以内)
▽養護(教職経験者)
全ての児童生徒が給食時間を安全に、かつ、楽しんで過ごせるようにするために大切だと思うこととその理由、また食物アレルギーの緊急時対応について、自校で行内研修を企画する場合の研修内容について。(601字以上800字以内)
【10.面接試験の実施方法】
▽個人面接(1・2次試験)=所要時間は約10分。主な質問内容は、静岡市の教員をめざす理由について、楽しい学校にするための取組について、子どもが「夢」をもつことの大切さについて等。
▽グループ活動(2次試験)=所要時間は約180分。5〜6人1組で課題に取り組む。課題内容は、人口問題を解決する対策を考え、市長に提言するプレゼンテーションを作成しなさい、等。
[/vc_tab][vc_tab title=”浜松市” tab_id=”1489564295641-6-6″]
浜松市教育委員会
教職員課長 笹原 康夫

 

【1.求める教師像】

浜松市では、子供たちの心を育てることのできる「人間味あふれる教員」を求め、人物重視の選考に努めています。「人間味あふれる教員」とは、子供たちの「生きる力」を育んでいく教育専門職としての指導力に加え、全ての子供たちの成長を願い、信念と情熱をもって教育活動に取り組む姿勢や、子供、保護者、地域住民、学校組織、さまざまな人との誠実なかかわりを通して、自らを律し互いに切磋琢磨し合いながら、自らを成長させることができる資質をもった教員であると考えています。そして、こうした豊かな人間性や社会性をもった者こそ、子供たちの成長を支え、導くことができる教師になり得ると考えています。

【2.選考の特徴・主な変更点】
《特徴》
▽多面的に評価するために、特徴の異なる面接、集団討論等を複数回実施しています。
▽経験による特別選考やバイリンガル選考(ポルトガル・スペイン語)などで、多様な人材の採用を目指しています。
▽発達支援推進教員選考を特別選考に加え、特別支援学校教諭普通免許状を取得(見込み含)の者や特別支援教育経験者の採用機会を増やしています。
《主な変更点》
▽小学校区分で中学校教諭普通免許状(英語)取得者(見込み含)が加点を申請する場合、1次試験に5点加点します。
▽中学校(英語)受験者で、「TOEIC730点以上、TOEFL−iBT80点以上、英検準1級以上」の英語資格を有し、加点を申請する場合、1次試験に5点加点します。
▽養護受験者で、保健師または看護師免許を有し、加点を申請する場合、1次試験に8点加点します。
【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
3月25日(その他、県内外の大学等からの要請に応じて実施)
《受験案内・願書》
願書配付は4月3日〜5月2日まで、願書受付は4月14日〜5月2日まで実施。
《選考日程》
▽1次試験=7月8・9日
▽2次試験=8月16・17日
【4.30年度採用の見込み数】

小学校80人、中学校50人、養護若干名。※現時点における目安です。変更する場合がございます。

【5.人物試験の評価観点】

「人間味あふれる教員」として、以下の観点で評価します。
▽強い使命感をもち、児童生徒のために情熱をもって教育実践に取り組む教員。
▽児童生徒や保護者に対して、人間味あるかかわりができる教員。
▽児童生徒の心を引き付け、児童生徒に力を付ける授業が展開できる教員。
▽健全な集団づくりができる教員。
▽社会人としての常識や、教員としてふさわしい高い倫理観を身に付けた教員。

【6.受験者へメッセージ】

子供たちの成長にかかわり、未来に夢を持たせる、教師という仕事の責任と使命を感じてほしいと思います。また、学校は常に人とかかわり集団で生活する場でもあります。人とのかかわりを大切にし、かかわりを通して自分を振り返ったり、相手の気持ちに立って考えたりすることで、自ら成長していこうとする姿勢を学んでほしいと思います。

また、浜松市では「はままつの人づくり」の方向性を示した「第3次浜松市教育総合計画」を策定しています。浜松の教育の中心となる考え方と取り組み内容について理解を深めておいてほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(280人、75人、3.7倍)
▽中学校(244人、46人、5.3倍)
▽養護(56人、4人、14.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》 教職・一般教養(50点)、課題作文(50点)、教科専門・一部実技含む(100点)、面接(5段階)、体育実技・小学校のみ(10点)
《2次試験》 面接・個人、模擬授業含む(5段階)、集団討論(5段階)、学校教育に関するレポート(20点)
※1・2次試験、それぞれの項目ごとに審査対象とする最低基準はありますが合格基準点は設定していません。
【9.論文課題】
▽小・中学校(1次試験)
平成26年7月に静岡県教育委員会が発行した「平成26年度静岡県人権教育の手引き 子どもたちの笑顔のために」では、静岡県が目指す基本的な方向として、「人権に対する正しい理解を深めること」「人権感覚を高めること」「自尊感情を育てること」の三つを挙げています。そのうち、「人権感覚を高めること」について、次の内容が示されています。『人権感覚とは、自他の人権が擁護され、実現している状態を感知し、それを望ましいものと感じ、人権が侵害されていることを許せないとする感覚のこと
人間の尊厳や自己・他者の価値を感知する感覚、人権感覚に満ちた社会の実現に向かって活動する意欲や態度を身に付けること、さらに、その意欲や態度を実のあるものにするために、コミュニケーション技能や偏見・差別を見極める技能、相違を認め受容できる技能等を高めていくことが大切です。』
初めに、子どもたちの人権感覚を高めるために、あなたが最も大切にしたいことを書き、その理由も記述しなさい。次に、あなたは、子どもたちの人権感覚を高めるために、どのようなことを日々の授業の中で取り組んでいきたいと考えますか。これまでの教職経験に基づいて、具体的な取組を一つ記述しなさい。(601字以上800字以内)
▽養護(1次試験)
食物アレルギーを有する児童が、学校給食終了後にアナフィラキシーショックの疑いにより亡くなるという痛ましい事故が発生しました。こうした事故を二度と起こさないよう、文部科学省は、平成27年3月に「学校給食における食物アレルギー対応指針」を作成しました。その中には、次のような記述があります。学校給食における食物アレルギー対応の基本的な考え方は、全ての児童生徒が給食時間を安全に、かつ、楽しんで過ごせるようにすることです。また、同指針には、「学校が取るべき対応」について次のような記述があります。緊急時の適切な対応ができるように、各教職員の役割を明確にし、各教員がそれを理解し習熟していなければなりません。そのための方策(研修やシミュレーション)を考え、実践します。
このような記述内容を踏まえ、初めに、あなたが養護教諭として、全ての児童生徒が給食時間を安全に、かつ、楽しんで過ごせるようにするために大切だと思うことを書き、理由も記述しなさい。次に、あなたが食物アレルギーの緊急時対応について、自校で校内研修を企画する場合、どのような内容の研修を行うか、今までの教職経験を基に具体的に述べなさい。(601字以上800字以内)
▽小・中学校、養護(2次試験)
浜松市では、第3次浜松市教育総合計画「はままつ人づくり未来プラン」において、目指す教職員の姿として「愛情と情熱を持ち続ける教職員」「専門性と指導力を磨き続ける教職員」の2つを示しています。はままつの目指す教職員の姿はどのような姿と考えるか、あなたの考えを記述しなさい。また、その姿に近付くために、初任者(初任の養護教諭)としてどのような努力をしていきたいか述べなさい。(字数制限無し)
【10.面接試験の実施方法】
▽個人面接(1次試験)=面接形式3対1で15分ほど実施。
▽個人面接(2次試験)=面接形式3対1で15分ほど実施。授業に関する面接。
▽集団討論(2次試験)=1組6人程度でグループで課題検討後、課題についての発表を行う。約60分。
浜松市の求める教師像「人間味あふれる教員」を採用するために、1強い使命感をもち、児童生徒のために情熱をもって教育実践に取り組む教員2児童生徒や保護者に対して、人間味あるかかわりができる教員3児童生徒の心を引き付け、児童生徒に力を付ける授業が展開できる教員4健全な集団づくりができる教員5社会人としての常識や、教員としてふさわしい高い倫理観を身に付けた教員——に関する質問を行う。
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愛知県教育委員会
教職員課長 横井 英行

 

【1.求める教師像】

愛知県では、「自らを高めること」「社会の役に立つこと」を基本的視点とした「あいちの人間像」の実現を目指して取り組んでおり、次のような教師像(1)広い教養と豊富な専門的知識・技能を備えた人(2)児童生徒に愛情をもち、教育に情熱と使命感をもつ人(3)高い倫理観をもち、円満で調和のとれた人(4)実行力に富み、粘り強さがある人(5)明るく、心身ともに健康な人(6)組織の一員としての自覚や協調性がある人——を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】
《特徴》
人物重視の観点から、1・2次試験ともに口述試験を行います。また、特別選考も実施し、求める教師像に見合った人材を幅広く募集します。
《主な変更点》
▽「外国語堪能者選考」にフィリピノ(タガログ)語を追加します。
▽「高校・家庭」における実技試験を追加します。
▽特別支援学校の区分で、特別支援学校教諭等免許状を所有または取得見込でない場合は、免許状の取得に必要な単位を、採用後3年を目処に取得し、速やかに免許状取得を申請することとします。
【3.30年度採用選考の日程等】
《説明会》
▽4月29日(広島市東区民文化センター)、4月30日(蒲郡市民会館)、4月30日(江南市民文化会館)、5月3日(川崎市産業振興会館)、5月3日(摂津市民文化ホール)、5月4日(静岡県グランシップ)、5月4日(刈谷市総合文化センター)
《受験案内・願書》
4月27日から、県のHPからダウンロード可。願書受付期間は5月1日〜17日です。
《30年度選考日程》
▽1次試験=7月22日
▽2次試験=8月22・23日
【4.30年度採用の見込み数】

現在のところ未定です。(29年度は、小学校700人、中学校300人、高校300人、特別支援120人、養護40人、栄養10人)

【5.人物試験の評価観点】

29年度採用の選考では、人物重視の観点に基づいて、総合的に評価を行いました。「口述試験」「小論文」等の評価の観点は、受験案内に明示しています。

【6.受験者へメッセージ】
学校は言うまでもなく「学び」の場です。学校教育を通じて子どもたちに学ぶことの意義や生きることの尊さを正しく理解させることが必要です。まずは、自分の専門分野の学力を伸ばしてください。同時に、新聞や本を通じて幅広い知識を身につけてください。
次に、教員は生身の人間を相手にします。専門分野の学習に加えて、幅広く経験を積むことで心を磨いてください。教員の何気ない言動にも子どもたちは敏感に反応し、時には喜び、時には悲しみます。豊かな感受性と寛容な心を身につけてください。
最後に、体力をつけてください。先生が元気であってこそ、子どもたちも元気でいられます。「学力・精神力・体力」を伸ばしてください。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(2419人、700人、3.5倍)
▽中学校(1965人、300人、6.6倍)
▽高校(2029人、300人、6.8倍)
▽特別支援(546人、120人、4.6倍)
▽小中養護(379人、30人、12.6倍)
▽養護(県立)(87人、10人、8.7倍)
▽栄養(99人、10人、9.9倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》 教職・教養(100点)、教科専門I(100点)、口述(5段階)
《2次試験》 教科専門II(100点)、小論文(5段階)、口述・集団討議(3段階)、口述・個人面接(5段階)、実技・音楽、美術、保健体育、工業(100点)、実技・英語(50点)、実技・農業(40点)
【9.論文課題】
▽全校種共通
詩を読んで、筆者の考えをあなたはどうとらえるか。また、それを踏まえて、あなたはどのような教員になりたいと考えるか。(900字以内)
【10.面接試験の実施方法】
▽集団面接(1次試験)=5人1組20分程度で実施。教員としての適性を、態度、人柄、活力等の観点から、5段階で評価。
▽集団討議(2次試験)=8人1組50分程度で実施。教員としての適性を、コミュニケーション能力、教育への情熱や使命感、児童生徒への愛情や興味・関心の観点から、3段階で評価。
▽個人面接=個別に20分程度(場面指導を含む)で実施。積極性、表現力、責任感、協調性、適応性、社会性等の観点に基づき、5段階で評価。
[/vc_tab][vc_tab title=”名古屋市” tab_id=”1489564315344-8-1″]
名古屋市教育委員会
教職員課長 相川 保敏※

※「敏」は異体字が正式表記

 

【1.求める教師像】

名古屋市は求める教師像として、一貫して「専門的知識と幅広い教養を持ち、教育に対する情熱と使命感にあふれ、健康的な体と豊かな人間性を兼ね備えている、『知・徳・体のバランスのとれた人物』」を掲げています。

【2.選考の特徴・主な変更点】
(1)2校種(幼稚園と小学校、小学校と中学校、中学校と高校等)の併願可能。(2)特色ある人物の採用を目指した特例
28年度は、(1)スポーツや芸術分野の優秀成績者(2)小学校志願者で英語の資格と免許所有者(3)名古屋市以外の国公立学校で本務教諭として2年以上の任用期間がある者(4)なごや教職インターンシップにおいて所定の回数以上の活動実績がある者(5)名古屋市で通算2年以上の講師任用期間がある者㈮教育ボランティア等を通算2年以上実施した者——の1次試験の一部を免除した。また、大学院進学を理由に合格を辞退した者や、名古屋市公立学校(園)に本務教諭として勤務し介護を理由に退職した者、の2次試験は面接のみ実施。
(3)形態の異なる面接(1次集団面接、2次個人・集団面接)を実施し、さまざまな角度から人物評価を行います。
《主な変更点》
▽小学校英語特例を見直し、より多くの受験生が対象になるようにする予定。
▽なごや教職インターンシップや参加者への特例を、1次試験の「総合教養・小論文を免除」から「成績に加味」へ変更。
▽教育ボランティアの対象者に名古屋市の「学習支援事業ボランティア」参加者を含める。
▽小・中学校の特別支援学級希望者で、特別支援学校教諭免許状を取得または見込み者に特例を設ける予定。
【3.30年度採用選考の日程等】

現在、検討中です。(29年度は、説明会は5月14日と22日に名古屋、東京、京都で行いました。要項配布は5月2日から、受付は5月23日から6月3日まで実施。1次試験は7月23日に実施)

【4.30年度採用の見込み数】

現在、検討中です。(29年度は、小学校280人、中学校80人、高校15人、特別支援25人、養護15人、栄養5人、小・中は特別支援学級担当教員含む)

【5.人物試験の評価観点】
《小論文》
教育への問題意識や論述内容について、幅広い教養、教育に対する情熱と使命感、豊かな人間性を評価するため、(1)テーマと論述内容の着眼点は、自身の体験や教育課題をふまえたものになっているか。また、自らの思いや考えとともに、見通しや豊かな発想がみられるか(2)教育に対する情熱や使命感、豊かな人間性が感じ取れるか(3)文章構成・文脈展開・字句の使い方、が適切で、読みやすい表現となっているか——に着目。
《1次口述(集団)》
専門知識と幅広い教養、教育に対する情熱と使命感、健康的な体と豊かな人間性、つまり『知・徳・体のバランスのとれた人物』という採用選考の趣旨に基づき評価するため、教育公務員としての、(1)一般的・社会的な知識・理解(2)使命感・情熱・判断力・向上心・豊かな人間性(3)健康度——を評価。
《2次口述(個人)》
本市への就職意志に加え、(1)教職に関する基礎的知識や基本事項の理解や、教育に対する考え方(2)教育公務員としての適性・使命感・実践的指導力・職務遂行能力——を評価。
《2次口述(集団)》
専門的な知識・理解や実践的な指導力、人間性等について観察し評価するため、(1)場に応じた適切な言動ができるか(2)集団の中で協調性をもって行動できるか(3)教育に関する見識をもっているか(4)実践的指導力を身につけているか(5)情熱や使命感があり、教員として適切な判断ができるか——に着目。
【6.受験者へメッセージ】

名古屋市の幼児人口は微増傾向にあり、今後も一定の採用者数を維持していく予定です。また、平成29年度には都道府県から政令指定都市への教職員定数や給与等についての権限移譲が行われることから、より、本市の教育施策に沿った教職員数を採用することが可能になります。教職員の給与面での待遇も改善される予定です。

本市では「夢に向かって人生をきり拓くなごやっ子の育成」を基本理念とした「名古屋市教育振興基本計画」を策定し、27年度から4年を計画期間として取り組みを進めています。子どもと学校を応援する先進的な取り組みである「なごや子ども応援委員会」を始めとする名古屋市の教育施策について理解を深めておいてください。

教育現場においては、変化の激しい時代を生き抜くための力を育むため、児童生徒の実態や指導内容等に応じて、創意工夫をこらした教育を進めることが求められます。さらに、子どもたちの無限の可能性を生かし、子どもたちと一緒に行動する、バイタリティも必要です。
子どもたち一人一人の適性に応じて粘り強く指導できる根気強さを持ち、自らの体験を通して子どもに夢と希望を語ることができるような意欲と情熱あふれる、個性豊かでフレッシュな感覚をもつ人材を採用したいと考えています。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
▽小学校(803人、285人、2.8倍)
▽中高共通(925人、98人、9.4倍)
▽特別支援(75人、25人、3.0倍)
▽養護(135人、18人、7.5倍)
▽栄養(42人、7人、6.0倍)
【8.試験内容・配点】
《1次試験》 総合教養、口述(集団面接)、小論文、専門試験。次の教科は実技も実施。( )内は課題内容です。音楽(ピアノ演奏課題曲「モーツアルトのソナタ『K.332 第1楽章』またはベートーヴェンのソナタ『Op.2.No1第1楽章』、自由曲は随意の1曲、歌唱は中学校教材から1曲)、美術(課題について水彩画で表現する)、保健体育(ハードル走、バスケットボール、マット運動、なわ跳び)、技術(板材の加工)、家庭(布を使った小物の製作)。これらの評定・内容をもとに総合的に選考。
《2次試験》 口述試験(個人面接、集団面接)、実技(小学校=クロール、平泳ぎ各25mを泳ぐ、英会話実技=英文テキストの朗読や英語での口頭試問、養護=健康診断に関わる保健指導についての実技。こららの評定・内容をもとに総合的に選考します。
《最終選考》 1・2次試験の結果を基に、総合判定を行い、選考します。
【9.論文課題】

『役割』という言葉から想起されるテーマを設定し、あなた自身の体験とあなたの教育観をかかわらせて論述しなさい。(A4用紙1枚、24行)

【10.面接試験の実施方法】
▽集団面接(1次試験)
1個人課題(「にこにこする様子」等)に対して身体で表現をする。
2個人課題でどのような場面を表そうとしたのか身体での表現を交えて説明する。
3グループ課題(「ひとり暮らしの大学生に、にこにこする体験を休日にさせるとしたら、『遊園地のアトラクション』、『海辺のバーベキュー』、『野外コンサート』のうちどれがよいか、1位から3位の順位を決める。」等)に対する話し合いをする。
4面接委員の質問に答える。
▽集団面接(2次試験)
1グループ課題1(「あなたは中学3年生の担任です。合唱コンクールにおいて、金賞をとることを目標に練習に取り組んできたが、かなわず、落胆している生徒たちに話をするとき、何を考え、どのように指導するとよいか。」等)に対する話し合いをする。
2担任になったつもりで、場面指導をする。
3グループ課題2(「他の生徒から、指揮のミスを指摘された指揮者の生徒が、自分のミスで金賞を逃してしまったため、みんなに謝りたい、と言ってきた場合、この生徒にどのように指導するか」等)に対する話し合いをする。
4面接委員の質問に答える。
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