【連載】面接の○回答×回答 120 合格の成否を分かつ決め手

テーマ
教室環境作りについてのあなたの考えと、それにどのように取り組むかを教えてください。

○回答

児童が学校生活の中で最も長く過ごすところは教室です。登校時から下校時までの時間、全ての児童にとって教室は心の拠り所となる場です。そのことから教室環境は、児童を育てるうえで極めて重要な柱であると考えます。

学校は環境の全てにおいて、児童に良い影響を与えられるように整えられていることが大事です。教室環境を考えるとき、第一は児童のための環境であることが基本です。児童が落ち着いて学習に取り組めるのは整理整頓された教室です。第二は現在学習している状況が一目瞭然であることで、思考の継続につながることが大事です。第三は第二とも関連することで、教室の掲示物は学習意欲につながるものであることです。

「人が環境を作り、環境が人を作る」と言われてきました。全ての児童が登校を心待ちにする教室環境作りに全身全霊で取り組みます。

【コメント】

児童が学校生活の中で最も長く過ごすところは教室で、心のよりどころとなるのもまた教室である、という捉えどころが的確です。教室を見渡せば気をつけたいことがたくさんあり、古いカレンダー、期日の過ぎた募集掲示物など細部にわたっての目配り・気配りが求められます。児童のための教室環境という考えが必要で、環境は人をつくります。児童に環境づくりの習慣を身に付けさせたいものです。

×回答

教室はどの児童にとっても安心で心穏やかにかつ楽しく学べる所であると考えます。教室において、豊かな感性が磨かれ、育まれるような環境が理想です。児童にとってよりよい教室環境は何かを考え、創意工夫に心がけてまいります。

例えば、教室環境は、教室の正面や壁面などを活用した掲示物によっても左右されます。教室の空間、正面や側面、そして壁面に至るまで、その活用については十分に創意・工夫してあたるつもりです。教室環境を整えるときに図画工作、書写、家庭科など、児童の作品は欠かせないものですが、その展示・掲示した作品から児童自身が感動し感銘を受けたところを発表し合う中で相互が認め合う、励まし合う、協力し合う心が培われます。これは児童と共に作る教室の環境づくりです。

こうした取り組みが児童の健やかな成長に結びつくと確信しています。

【コメント】

教室はどの児童にとっても安心で楽しく学ぶことができて豊かな感性を磨き育む環境でありたい、そのために創意工夫する、はいいです。ただ教室環境についての一般的な羅列感は否めません。一言でよいからインパクトのある文言がほしいです。児童が学校生活の始まりに、朝一番に入る学級の教室、その環境が日々新鮮であり児童自身のものであれば、登校を心待ちにすることでしょう。