小・中・高3校と2団体を表彰 第11回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」

受賞した3校1団体の代表者ら
受賞した3校1団体の代表者ら

(公財)高橋松之助記念顕彰財団(浅野純次理事長)が主催する、第11回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の贈呈式が10月30日、東京都千代田区のクラブ関東で行われ、次の3校1団体が受賞した。

■朝の読書大賞

▽鹿児島県霧島市立青葉小学校

「朝の読書」は始業前に10分間、毎日行われ、月曜日と木曜日には「読書タイム」を校時表に設定し読書、読み聞かせ等を実施している。また、「読書タイム」「親子おはなし会」「PTA一人一役 朝の読み聞かせ」など、児童の実態に照らし、教職員とPTAが協力して読書活動に取り組んでいる点が評価された。

▽石川県白山市立松任中学校

平成9年から「朝の読書」を開始。教職員と保護者・地域、生徒が一体となって、「朝の読書」などさまざまな読書推進を実施。また、図書館教育年間計画や毎月の職員会議、教員研修などで教職員側の「読書」「授業における図書の活用」について意識の徹底がなされ、読書に取り組む質の向上と、生徒が本に親しむ環境育成につないでいる点が評価された。

▽千葉県立八千代西高等学校

平成13年4月から「朝の読書」を開始。「朝読委員会」を各学年の代表の教員と学校司書で構成し、「朝の読書実施事項」を改訂しながら教職員の意識の徹底を図っている。「朝の読書」の10分間はクラシック音楽を流し、生徒のほか、担任、副担任も教室で一緒に本を読む。毎年、アンケートを実施して生徒に即した働き掛けを検討し、読書環境を整えている。また、「八千代西高の先生おすすめ本50冊」冊子の発行や、教員による本の紹介、生徒への表彰、さらには老人ホームや特別支援学校などで「読書交流会」を実施するなど、継続的に読書推進を行っている点が評価された。

■文字・活字文化推進大賞

▽青森県八戸市「本のまち八戸」

26年度からさまざまな読書推進を行っている。赤ちゃんへ絵本を贈る「ブックスタート事業」、3歳児を持つ保護者への「読み聞かせキッズブック事業」、市内全小学生に、保護者と共に書店へ出かけ、自ら本を選び購入する体験を通して読書に親しむ環境をつくる「マイブック推進事業」を実施するなど、子供たちと保護者が本に親しむ環境をつくっている。また、読書を推進する中心拠点として28年12月に、公営の「八戸ブックセンター」を開設。市内の地元書店、図書館、市民活動と連携しながら、地域に根差した運営を行っている。このように、まちづくりの核として読書推進を実施している点が評価された。

詳細は同財団サイトに。